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絶景アイスランドの旅【4-3】ヨークルスアゥルロゥン

2016年9月19日(月)


13:20
現在地 スカフタフェットル
レイキャビクから約320km
ヨークルスアゥルロゥンまで約50km



ヴァトナヨークトル

前章で、アイスランド最大の氷河、ヴァトナヨークトルとの遭遇について述べたが、ここから先はこの巨大氷河が常に車窓に登場することになる。我々が目指すヨークルスアゥルロゥンもヴァトナヨークトルから流れ出た氷河が浮かぶ湖なのだ。

氷河の手前にはチラホラと個人観光客の姿。あの位置から見た氷河はどれほど巨大に見えるのだろう。氷河から溶け出した水は濁流となり、これまた車窓にアクセントを加える。



氷河湖が見えた

14:00
おや、何やら流氷…?…いや、氷山のようなものが…。

ヨークルスアゥルロゥン

おおおおおおおおおお!!
浮かんでいるのは氷河か!これは氷河湖か!
そして…氷河湖の奥には…、…広大な大氷原!

ツアー客は総立ちとなり、車内のボルテージは最高潮に。ここが我々の最終目的地、ヨークルスアゥルロゥンである。


レイキャビクを発ってから約6時間。バスはようやく目的地であるヨークルスアゥルロゥンの畔にある砂利敷きの駐車場に到着した。待ちに待った氷河湖観光である。




水陸両用ボート

氷河湖観光の醍醐味と言えば、やはり洋上に出て、間近から氷河を拝むこと。そのためには、上の写真のような珍妙な乗り物に乗る必要がある。日本ではあまり見かけないが、水陸両用ボートだ。

水陸両用ボート

ボートの両側面に据え付けられた座席にギッシリと座る。ギュウギュウ詰めで、お尻が浮きそうになるが、「立つと危ないから」と無理やり座らされる。

それもそのはず。ボートは、まずはタイヤを駆使して陸上を走るわけだが、そこは石がゴロゴロと転がる湖畔。ガックンガックンと揺れながら走り出す。こりゃあ立っていられない!

ヨークルスアゥルロゥン

数メートルゴロ石の上を走行し、そのままスピードを緩めずに豪快に着水!突然のアトラクションに興奮した乗客たちから歓声があがる。

そして湖面に目を向けると、氷河だ!それもとびきり巨大な氷塊が悠々と湖面を漂っている!

ヨークルスアゥルロゥン

それにしても美しい青白さ。自然のものとは思えない色だ。まるでガリガリ君ソーダ味のような色。

ボートはゆっくりと進み、様々な角度から氷河を見せてくれる。



虹

こんな時でも天候は目まぐるしく変わる。雨が降ったり、虹が出たり。おまけに風が強いうえに遮るもののない洋上なので、恐ろしく寒い!

しかし、天候が悪い時にはボート自体が欠航になることもあるというから、乗ることができただけ幸運だったと言えるだろう。


ヨークルスアゥルロゥン

途中、スタッフが氷河の欠片を見せながらの解説タイム。この氷河は別のスタッフが湖の中で拾ってきたものだ。本当に透き通っていて綺麗だ。

氷河の欠片

さらにはその氷河を砕いて、参加者に配ってくれるというサービス!これはちょっと嬉しい!

食べても大丈夫」とのことだったので、恐る恐る口に含んでみる。見た目も味もただの氷だが、数万年前に積もり、氷河の奥底に沈んでいた氷だと考えると感慨深い。


ヨークルスアゥルロゥン

そもそも、氷河は長年に渡って雪や氷が積もり、万年雪が圧縮されることにより形成される。青白い中に、所々黒い線状の模様が見えるが、これは火山灰の層である。氷雪が積もって氷河を成し、噴火によりその上から火山灰が積もり、さらに雪が積もり…という途方もなく長い歴史を繰り返し、このような氷河が生まれたのだ。

黒い層が見られる氷河は、火山と氷河が共存するアイスランドならではの氷河、ということらしい。

ヨークルスアゥルロゥン

湖の奥から押し寄せるヴァトナヨークトル。あの巨大な大氷原が、ジワリジワリと下ってきて、崩れ、湖に流れ出すのだ。スケールのデカい話である。



ヨークルスアゥルロゥン

約30分のボートツアーは終了。湖岸の小高い丘から氷河湖を見下ろしてみる。

ボートの上からワイワイと観るのも良いが、寒風を感じながら静かに遠くから眺めるのもまた格別だ。私のお粗末な写真ではお伝えしきれないのがもどかしいが、丘から眺めたヨークルスアゥルロゥンはアイスランドの中でも特にお気に入りの景色となった。

帰路につくまで、時間はあまりないが、心行くまでこの絶景を堪能した。


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絶景アイスランドの旅【4-2】初めての氷河

2016年9月19日(月)


10:30
現在地 スコゥガルフォス
レイキャビクから約150km
ヨークルスアゥルロゥンまで約230km


初めての氷河

10:50
スコゥガルフォスを出発して間もなく、ついに目の前に氷河が現れる。人生初めての氷河との遭遇に大興奮。

山と山の隙間から、その先端を覗かせる氷河。奥の方には広大な大氷原が広がっているのだろう。想像してみるだけでゾクゾクする。


ヴィークの教会

11:10
雄大な大自然に圧倒された後は牧歌的な村の風景に癒される。ここはヴィークという村。アイスランド本土最南端の村だ。

反対側の座席に座っていた西洋人のご婦人が「チャーチ!チャーチ!」と喚きながら、私にデジカメを渡してくる。彼女のデジカメで教会を撮影してあげると、礼を言われる。私は氷河に興奮し、彼女は教会にエキサイト。絶景は、人それぞれなのだ。


大河

辺り一面を流れる川!前章でも述べたが、護岸工事が成されていないアイスランドの川は、流路が定まっていない。これがその「自由奔放な川」の姿なのだろう。日本人からすると、まさに“異景”だ。

苔の大地

“異景”と言えば、「自由奔放川」の直後に現れたこの景色もかなり独特だ。苔むした岩が一面に広がっている。この辺りの岩は火山の噴火による噴石だろうか?よく分からないが、抹茶パウダーを巻き散らかしたような、或いはマリモが大量発生したような、地球離れした光景である。


滝

そして、アイスランドの景色を語るうえで、滝は外すことができないだろう。バスから降りて写真を撮りまくりたいが、スピードを緩めることもなくスルー。

こういった何気ない景色をゆっくり堪能したいのであれば、やはりツアーではなくレンタカーでの旅だろう。実際にレンタカーでリングロードを一周する旅人も多くいるらしい。ハードルは高いが、出来ることならばやってみたかったものだ。

滝

集落の裏にも名瀑。こんな所にホームステイしたいなぁ。

滝

かなりの高さから幾段にも分かれて落ちる滝。様々なタイプの滝が次から次へと現れる。まさに滝の見本市。長時間のバス旅でも全く飽きることがない。


ヴァトナヨークトル

12:30
目の前に、先ほどとは比べ物にならない程の規模の氷河が現れた。アイスランド最大の氷河、ヴァトナヨークトル(「ヨークトル」はアイスランド語で「氷河」を意味する)だ。

面積はアイスランド国土の約8パーセントにあたる8,100平方キロメートル。面積で比較すると静岡県がスッポリと収まるような、巨大な氷河なのだ。そんなバケモノが谷の隙間からダラリと腕を伸ばしている様は、恐怖すら感じる光景だ。


お昼休憩

12:40
まだ目的地には着いていないが、ここでお昼休憩。近くに町が全くない原野にポツンと佇むガソリンスタンド兼ドライブイン。飾りっ気のない簡素な建物だが、車にとってもドライバーにとってもこの辺りでは貴重な補給地なのだ。

骨付きラム

ホッキョクイワナ

私が骨付きラムを、嫁がホッキョクイワナをいただく。セルフサービススタイルのレストランだったので、味は普通。メインよりもむしろ付け合わせのポテトグラタンが美味しかった。ワンプレートだけどなかなかのボリューム。こりゃ太るなぁ…。



13:20
現在地 スカフタフェットル
レイキャビクから約320km
ヨークルスアゥルロゥンまで約50km



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絶景アイスランドの旅【4-1】スコゥガルフォス

2016年9月19日(月)

アイスランド地図

7:30
「ゴールデンサークルツアー」に出掛けた昨日よりも1時間以上早くホテルを出発する。
本日参加するのは「南海岸とヨークルサルロン(ヨークルスアゥルロゥン)氷河湖ボートツアー」。アイスランドの南海岸をひたすら東へ進み、氷河湖を観に行くのだ。片道約380km。東京から東名高速道路を進めば岐阜県まで行けてしまうような距離を、日帰りで、しかも下道だけでこなしてしまう弾丸ツアーなのだ。上の地図を見ていただくと分かるように、アイスランドの南海岸を西から東へ横断すると言っても過言ではない。

レイキャビクの渋滞

そんなわけだから、出発は7:30でも遅いくらいのような気もするが、そんなことはお構いなしでバスは夜明けの国道を快調にとばしていく。

レイキャビクへ向かう車が多い。…というか、渋滞している。アイスランドに来て、渋滞というものを初めて見た。そういえば今日は月曜日。レイキャビクは今通勤ラッシュの時間なのだ。鉄道がない「完全車社会」であるため、人口密度が希薄であってもある程度の混雑は発生してしまうようだ。


ビニールハウス

レイキャビクの市街地を抜けると、あとはひたすら国道1号線を東進するだけ。国道1号線はアイスランドを一周する大幹線で、通称「リングロード」と呼ばれている。

バスはレイキャビクの隣のクヴェラゲルジという小さな町を通過。車窓には煌々とライトを点けているビニールハウス。冷涼な気候で、元々は農業不毛の地であったアイスランドだが、現在では地熱を生かしたビニールハウスでトマトやキュウリなどの栽培が行われているようだ。


バスの車窓

9:00
レイキャビクを出発して1時間ほど。既に2回のにわか雨と虹を見た。それほどまでに天候が変わりやすいのだ。

なお、このツアーでは進行方向左側の席(行きは山側となる)を確保するのが圧倒的に良い。山、断崖、滝、さらには氷河などのダイナミックな風景が見られるのはほとんど山側。「海が見たい」という方もいるかもしれないが、このツアーで海が見える箇所はかなり少ない。満員になった場合途中で席を移動することは困難なので、最初から左側の席を確保しておくことがおススメだ。


バスの車窓

広々とした川を何度か渡る。氷河を源流とする多くの河川は、毎年流路が変わるそうだ。護岸工事がなされ、川の流れが固定された現代日本では信じられない話だ。そういった影響もあり、アイスランドの内陸部は道路がほとんどない。そんな道なき大地をジープで巡るツアーも、人気が高いそうだ。

バスの車窓

車窓は目まぐるしく変わる。広々とした牧草地に、ポツポツと粒のような羊の姿。ラム中心で回っているアイスランドの肉文化。当然、郊外に出れば羊だらけだ。


N1で休憩

9:30
ハヴォルスヴォルールという町にあるガソリンスタンドN1で小休止。N1はアイスランドのあちこちにあるガソリンスタンド兼ドライブイン。中では軽食を買うこともできる。

N1のホットドッグ

ここで食べるべきは、何と言ってもホットドッグ。あまり日本では知られていないが、ホットドッグはアイスランドの隠れた名物なのだそうだ。N1のホットドッグは美味いと聞いていたので、食べてみよう。

N1のホットドッグ

ソース・ケチャップはセルフサービス。不格好になってしまったが、味は美味い!!

ベーコンが巻かれたソーセージ。フライドオニオン。ハニーマスタードという、日本ではあまりお目にかからない謎のソース。様々な新鮮な要素が組み合わさって、今まで食べたことのないホットドッグとなっている。今まで食べたどんなホットドッグより美味しい!!

アルバイトらしきお兄さんがやる気なさげに作っていた、如何にもファーストフードなホットドッグなのだが…。正直なところ、レイキャビク市内にある「世界一美味しいホットドッグ」と名高い有名店(次の次の次の章あたりで後述します)よりも美味しかった。


霜

店から出てふと足下を見ると、なんと霜が降りていた。まだ9月だと言うのに!

【1-1】でも述べたが、9月のアイスランドの気候は、日本での初冬に近い。1日の平均最低気温は7度なのだ。そりゃあ、本気を出せば霜くらい降りるというものだ。逃げるように温かいバスの中へ。


バスの車窓

あっという間にハヴォルスヴォルールの町を抜け、再びバスは荒野をひた走る。基本的にアイスランドでは町が連続することはなく、ずーっと荒野が続き、時々思い出したかのようにポツンとこじんまりとした町がある。その繰り返しだ。

この写真はバスの席から撮った何気ない風景だが、実にアイスランドらしい一枚。ツンドラの大地、ゴツゴツとした岩山、崖を流れ落ちる滝。日本にあったら大観光地になったであろう絶景がこれでもかというくらい続く。


スコゥガルフォス

10:20
ようやく最初の観光地に到着。アイスランド南海岸を代表する滝、スコゥガルフォスだ。落差60メートル、幅25メートル。形が整い、かつ迫力のある滝だ。
滝の下流は見事なくらいペターンとした平地が広がっており、滝の近くまで行けることができるうえ、色々な角度から観ることもできる。まさに観光のために生まれたような滝だ。

スコゥガルフォス

滝に近づくと、風と水飛沫と音が凄まじい。暴風雨の中にいるようだ。これ以上近づくと、びしょ濡れになり、カメラが壊れてしまいそうなので、自粛した。


随分遠くまで来たような感じがするが、最終目的地のヨークルスアゥルロゥンまでの道中の半分程しか来ていない。僅か20分のスコゥガルフォス観光兼トイレ休憩を済ませると、バスは再び国道を爆走し始めた。


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絶景アイスランドの旅【3-3】ゲイシール

2016年9月18日(日)

ゴールデンサークルツアー」のトリはアイスランド、いや、世界を代表する間欠泉、ゲイシールだ。日本では、一部の温泉地で見られる間欠泉だが、世界的に見れば極めて珍しい物。アイスランド観光の目玉とも呼ぶべき場所なのだ。

ゲイシール

14:00
ゲイシールに到着。辺り一面は硫黄の匂いが立ち込め、至る所から湯気が噴き出している。さながら地獄のようだ。歩道の脇を何気なく流れる小川も、‭踏み込んだらタダでは済まないだろう。

ストロックル

Woooooooo!!」という歓声が聞こえ、ふと視線を移すと、垂直に湯気がもくもくと立ち上がっている。どうやら間欠泉が噴き上がったらしい。決定的瞬間を見逃してしまったわけであるが、ここの間欠泉は約10分おきに噴き上がる。次の噴出を待つことにしよう。

他の間欠泉

周辺には熱い熱い湯だまりが点在している。先ほど噴き上がった間欠泉ほど活発ではないが、それでもグツグツと煮え立っている。

ストロックル

Woooooooo!!」再び主役が大噴出。
ちなみにこちらは「ストロックル」と呼ばれる間欠泉。元々は「大ゲイシール」と呼ばれる、70mも噴き上げるバケモノ間欠泉があったのだが、20世紀初めごろから活動が弱まってしまったそうだ。「大ゲイシール」を引き継ぐ形で、こちらの間欠泉群の“顔”となった「ストロックル」。噴き上げる高さは「大ゲイシール」の半分以下だが、コンスタントに噴き上げ、観光客たちの注目を集めている。

大ゲイシール

こちらが元祖「大ゲイシール」。長らく活動を休止していたが、2000年に発生した地震をきっかけに再び活動し始めたそうだ。噴出回数は1日3回程度と少ないが、何と60mの高さまで噴き上げるそうだ。今回の滞在では見られなかったが、その大迫力の姿を一度は見てみたいものだ。



そろそろ主役をじっくりと見ようと、「ストロックル」の前に移動。噴き出す瞬間に備え、カメラを連射モードにし、指をシャッターボタンに置いた状態で待つ。

しかし、いくら連射モードを使おうと、いつ噴き出すか分からない間欠泉を捉えるのは難しい。少しでも遅れると、湯気だけの写真になってしまう。何回か失敗をした末に撮れたのがこちら。

ストロックル

ストロックル

んん!?

ストロックル

湯が盛り上がってきた!!

ストロックル

ストロックル

ドシャァアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!

ストロックル

アアアアアアアアアアアアアア…。


いやはや、目の前で凄いものが見られた!興奮冷めやらぬままバスに戻り、名残惜しくもゲイシールを後にしたのである。


雄大な風景

シンクヴェトリルグトルフォスゲイシールと、西部アイスランドの王道観光地を巡るツアー。絶景でお腹いっぱいになった乗客は、すっかり夢の中。私はというと、帰路の車窓も食い入るように眺めていた。こんな何気ない風景さえ、絵になるほど美しい。


小休止

15:50
レイキャビクの手前で小休止。こちらは牧場兼カフェ。道の駅やサービスエリアのないアイスランドでは、こういったさりげない場所が休憩ポイントとなるようだ。ノンビリと馬や猫と戯れながら、休憩のひと時。
なお、ちょうど我々が休憩していた頃、別のツアーバスが停車しており、それが日本のツアー会社によるものだった。シンクヴェトリルで出会った日本人ツアーとも違うようだ。意外と多くの日本人がこの国に来ているらしい。


パイプライン

レイキャビクへ向かう国道を走っていると、どこからか、長大なパイプラインが現れる。こちらは、熱水をレイキャビクに運搬するためのパイプだそうだ。パイプラインが細かく折れ曲がっているのは、鉄の伸縮を吸収するためだろうか?アラスカなど、寒冷地のパイプラインはそのような理由で曲がりくねっているが、ここも同様だろうか?
何やら、ガイドによる説明が行われてはいたが、筆者の英語力が乏しく、聞き取れなかった。

首都まではもうすぐであったが、相変わらず荒涼とした風景が続き、ところどころ大地から湯気が噴き出していた。



GrayLine Iceland

17:15
バスは夕暮れが迫るレイキャビクの中心街にあるGrayLine Iceland(本ツアーの催行会社)オフィスに到着。これにてツアーは終了だ。日本では見られないようなダイナミックな風景が連続し、大満足なツアーであった。スケジュール的にも無理がないし、アイスランド入門編として、最適なツアーなのではないだろうか。

なお、この後は昨日に引き続き、オーロラ鑑賞ツアーに参加予定。このツアーもまたGrayLine Icelandにより行われるので、そのままオフィスに立ち寄ってみる。
しかし、告げられたのは「天候不良により、ツアー中止」という残酷なお知らせ。オーロラ鑑賞は翌日以降に持ち越されることとなった…。


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絶景アイスランドの旅【3-2】グトルフォス

2016年9月18日(日)

アイスランドの王道観光地を巡る「ゴールデンサークルツアー」。バスは、シンクヴェトリル国立公園ギャオを満喫した一団を乗せ、次なる目的地へ。


ミニギャオ

ギャオかどうかは定かではないが、車窓からも亀裂を眺めることができる。それにしても荒涼とした風景である。何というか“地球離れ”した風景だ。

しばらくはこのような車窓がひたすら続く。感動するか、飽きるかは人それぞれだろう。


ソフトクリーム

11:15

次の目的地の前にトイレ休憩。多くの客が売店でソフトクリームを買っていたので、後に続いてみる。食べてみたが…、普通のソフトクリームかなぁ…。
昼間と言えども、冬に片足突っ込んでいるアイスランドでのソフトクリーム。体が芯から冷え切ってしまったのは言うまでもない。


氷河を源流に持つ川

飽きるほど続く“宇宙的な風景”から一転、今度は“牧歌的な風景”が現れる。
氷河から流れ出る清らかな川。大地を覆う緑。広大な牧草地で寝そべる馬、羊。これはこれで感動する風景だ。




12:20
第2の目的地、グトルフォスに到着。「フォス」とはアイスランド語で「」のこと。アイスランドは広大な氷河を抱えており、川の水量も豊富であることから、迫力のある滝が多いことで有名だ。グトルフォスはそんなアイスランドの滝の中でも、非常に人気が高い滝だ。

サーモンベーグルとラムスープ

滝へ向かう前に、まずは昼食。レストハウスに入り、サーモンベーグルラムスープを注文する。特にラムスープは事前にネットで情報を得ており、とても美味しそうだったのだ。

ベーグル、スープ、共に美味。ただし、スープはラムの風味が強く、ラムが苦手な人は無理かもしれない。また、ともにボリューム満点で、嫁は食べきれず、ベーグルをお持ち帰りすることに。大抵の人であれば、スープだけでも満腹になるかもしれない。


地図

グトルフォスを観るための展望台は3ヶ所ある。①下流の展望台②滝直近の展望台③滝を見下ろす展望台。①、②の順に進み、一旦戻ってから③の展望台へ行くことにする。

あらかじめ言っておくと、①、③の展望台へと向かう道は平坦な木道が中心で歩きやすいが、②の展望台付近は岩場であったり、水飛沫でぬかるんだりと、注意が必要だ。アイスランドの観光地の多くで言えることだが、自然の中を歩くので、スニーカー等歩きやすい靴が必須だろう。



グトルフォス

さて、まずは①の下流の展望台。

大迫力!!」の一言に尽きる。2段に分かれた大規模な滝。落差こそ少ないが、それを感じさせない幅、奥行き。この、見る物を圧倒するような存在感は日本の滝にないだろう。小さな島国の滝だが、「大陸的な」滝である。すっげーな、こりゃ!

グトルフォス

滝の落ち口付近を拡大してみる。滝の至近距離に人だかりが見えるが、そこが②の展望台だ。今にも流れに飲み込まれそうな場所だが、どんな光景が見られるのか。行ってみよう。


グトルフォス

遊歩道を辿り、滝へと近づいてゆく。さすがアイスランド随一の観光地だけあって人出が多い。概ね歩きやすいが、アップダウンやぬかるんでいる箇所もある。

グトルフォス

1段目の落ち口まで来ると、水飛沫で全身がシットリ濡れてしまう。
目の前を渦巻きながら、泡立ちながら落ちていく水。吸い込まれそうな錯覚に陥りながら、怒涛のように流れる水をただただ見つめる。

グトルフォス

20世紀初頭、イギリスの企業により、この一帯に水力発電所を建設する計画があったそうだ。そうなれば、グトルフォスはダム湖の底に沈んでしまう。シグリットという少女が立ち上がり、建設の中止を訴えるべく、滝つぼに身を投げようとしたそうだ。そうした彼女の行動もあり、建設反対運動が活発化。滝は守られ、彼女の功績を称え、滝壺の横には銅像が建てられた。


さて、一度レストハウスの方に戻り、今度は③の展望台へと向かってみよう。

グトルフォス

③の展望台からの絶景!こちらから見る滝もまた雄大で素晴らしい。

グトルフォス

日本よりも小さな島国とは思えない程の雄大な景色の中、膨大な量の水流が、広大な谷を作り出していることにただただ感動した。氷河という、日本にはほぼ存在しないものが作り出した地形。そりゃ、日本とはスケールが違うわけだ。


いつまでも見ていたい景色だったが、バスに戻らねばならない。名残惜しかったが、踵を返し、早歩きで駐車場へと戻った。


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