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男の島旅~隠岐編~ 【序-1】そうだ隠岐、行こう

 私の1年は初日の出から始まる。

…いきなり何の話だ!?と思われるかもしれないが、年末年始には旅に出て、初日の出を拝むことが、毎年の恒例となっている。
友人たちは、キチンと帰省をするため、一人旅となることが多い。
世間もお正月の浮かれモードになっているため、周囲との温度差を余計に感じる旅となる(苦笑)。

2015年12月初旬
年の瀬も迫り、例年のように慌ただしく年末年始旅行の計画を立てようとしていた時である。
友人の拓北君から連絡が入った。
聞けば、今年の年末、彼は帰省せず、旅をする予定とのことだ。
それならばお供させていただこう!ということで、行き先を決めることになった。

西日本地図

拓北君は「西の方の離島でノンビリしたい」ということで、瀬戸内海辺りを睨んでいたのだが、一つ問題が。
宿がないのである。
正月は、観光地でない限り、個人経営の民宿や旅館は軒並み‌休みになってしまうのだ。
本業ではなく、水産農業の傍ら、副業として宿泊業を営んでいることが多い、島の宿であれば尚更だろう。
正月くらいゆっくり休みたいに違いない。



とある離島

私自身、数年前の元旦、鹿児島の小さな離島でそのような経験をしたことがある。
島内の民宿のほとんどが年末年始休業で、受け入れてくれたのは、島唯一の“素泊まり民宿”であった。
その民宿が、定員一組であったことから察するに、私自身が唯一の観光客だったのであろう。

とある離島の食事

1人では勿体ないほどの“離れ”があてがわれ、そこで本土から持ち込んだカップ麺やレトルト食品を調理し、一人でモソモソと食べた。
(島内の商店は、当然休業中だったので、食料を持ってきて正解だった)
母屋からは楽しそうな団欒の声が聞こえてきた。
恐らく島外から親戚やご子息が集まっているのだろうか?
民宿と言えども、よそ様の正月の宴を邪魔するのも無粋なので、なるべくヒッソリと過ごした。


話が脱線してしまったが、私が上記の苦い経験から学んだ教訓は


1.正月に小さな離島に行く場合、食糧難に注意
2.正月に観光地以外の島に行く場合、歓迎されていると思うべからず


の2点である。





離島民宿で、地魚をたらふく食べようと目論んでいた拓北君にとっては、正月からレトルトというのは耐えられないだろう。
瀬戸内の島は別の機会に回すとして、「年末年始も地魚料理を提供する宿がある島」を再度リサーチした結果、隠岐、ということになった。

西日本地図

当初、拓北君が抱いていた「温暖な瀬戸内の島への旅」のイメージとは真逆、「寒風吹き荒ぶ日本海の孤島への旅」となってしまった。




隠岐地図

さて、だいぶ前置きが長くなってしまったが、隠岐である。
「隠岐」と言えば、後鳥羽上皇が島流しにあったり、ジオパークに指定されたりと、比較的知名度が高いが、実際のところ「隠岐」という名前の島は存在しない。
島根県沖にある四つの有人島と無数の無人島を総称して隠岐諸島である。
隠岐諸島もまた、大きく2つに分かれ、本州に近い方を「島前」、沖にある方を「島後」と呼ぶ。
「島前」は3つの有人島と無数の無人島から形成され……と説明していくと、どんどんこんがらがるので、下の表を参照されたい。

島前 島後
島  名 西ノ島 中ノ島 知夫里島 島後
市町村名 西ノ島町 海士町 知夫村 隠岐の島町
港  名 別府港 菱浦港 来居港 西郷港

島がいくつもあったり、自治体名、港の名前が島の名前と一致していなかったり、なかなかややこしい。
実際、旅の計画を立てる時、地名を覚えるのに難儀した。

出発までそれ程時間もないため、迅速に計画を練り上げ、知夫里島以外の3島を周遊する旅程を完成させた。
旅立ちは暮れ、12月28日である。


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