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矢木沢ダム・奈良俣ダム放流見学【前編】

世の中には様々な趣味を持つ人がおり、それはその人の旅のスタイルにも反映される。
ダム巡りもその一つであり、私自身もにわかではあるものの、旅先にダムがあれば立ち寄ることがよくある。
全国各地のダムも、観光放流を行ったり、ダムカードを配布したり、ダム観光に力を入れているようだ。

そして、全国のダム好きが長らく待ち望んでいたイベントが、2014年5月に行われた。
群馬県にある矢木沢ダム奈良俣ダムの点検放流である。


矢木沢ダム、奈良俣ダムは群馬県みなかみ町、利根川の上流部に位置する巨大なダム。
今回行われる点検放流は、ダムのメンテナンスのため定期的に行われているもので、毎回多くのダムマニアや観光客が訪れる。
特に矢木沢ダムの点検放流は水量が凄まじいこと、放流を至近距離で見られることが有名で、また今回は4年ぶりの放流となるので、待ち望んでいた人は大勢いるだろう。
私自身、ホームページで放流の情報を知った時は、歓喜に震え、すぐさま現地へ向かう計画を立てた。
ダム好きの友人、あぽろ君にも声をかけたところ、快諾が得られた。

日本一と呼んでも過言ではないような、放流を心待ちにすること約一ヶ月。
放流当日がやってきた。


2014年5月18日(日)

放流は10時からの予定であるため、朝6時に松本市を出る。
あぽろとは、上越新幹線の上毛高原駅で待ち合わせている。
高速料金をケチるため、長野県から栃木県へと続く、日本ロマンチック街道を快走し、ほぼ時間通りに上毛高原駅に着いた。

8:26
東京から新幹線で群馬入りしたあぽろを拾い、一路矢木沢ダムへ。
矢木沢ダムまでは約1時間の道のりだ。
日本第二の長さを誇る利根川に沿って、山奥へと分け入っていく。

ダム直前の渋滞

矢木沢ダムの1kmほど手前で、ご覧のとおり渋滞となってしまった。
4年ぶりの放流は、これほどまでに人を集めるのか…。
係員の誘導に従い、一台ずつ縦列駐車していく。
そして車で埋まった山道を、洪水吐へ向かって歩いていく。

人だかり

9:49
洪水吐周辺は既に人だかり。
洪水吐を至近距離から見る者対岸から落ち着いて見る者
人の動きは大きく2つに分かれている。
近くで、水しぶきや迫力を感じたかったので、我々は前者を選択した。

ダムの放流と言えば、ダム本体の口から水を流す、というイメージがあるが、矢木沢ダムの場合は違う。
ダムの脇から水路が伸びており、ダム本体から離れたところから放流するというパターン。
以下のリンクに矢木沢ダムを上空から見た写真があり、それを見ていただくと分かりやすいと思う。


人だかり

9:58
放流直前、洪水吐前の様子。
ダムへと向かう道路から眺めるわけだが、洪水吐から10メートル程の至近距離である。
これは迫力のある光景が拝めそうだ。
まさに特等席である。
水飛沫がかかることを想定して、雨合羽を着込むもの、傘をさす者、全身ウェットスーツを着る者たちで混み合っており、お祭り騒ぎだ。



10:02
放流が始まる。
4年間溜まった泥と共に、ジャンプ台のような水路から水が飛び出すと歓声が沸き起こる。
しばらくは泥の色をした水が流れ落ちる。
水飛沫は上がってこないものの、ヒンヤリとした空気が立ち上ってくる。


なお、ダム周辺で配られたスケジュール表には、「何時頃、どのくらいの水量を放流するか」が記されている。
それによると、徐々にギアを上げていき、放流から40分後に本気を出す、ということらしい。

放流

10:22
ギアが1つ、2つ上がる。
溜まった垢は落ちたらしく、洪水吐からは綺麗な水が轟々と飛び出している。
谷底から水飛沫が上がり始め、肌でも水を感じるようになる。
これでもまだまだ序の口。
本気を出したらどうなるのか、楽しみだ。





放流(本気の手前)



10:33
本気の一歩手前!
放流された水は、飛沫どころではなく、雨となり辺り一面に降り注ぐ!
慌てて雨合羽を着る者、カメラを水から守る者、雨が当たらない場所へ逃げる者が入りまじり、辺りはパニック!
我々も防水カメラを持ち合わせていなかったので、必死にカメラを守りながら避難し、洪水吐を遠望できる場所に移動した。

放流(本気)

10:48
ついに本気モード!
洪水吐の右側の人だかりに、先ほどまで我々も加わっていたのであるが、もはや水飛沫で見えなくなっている。
恐らくあの辺りはスコールのような状態なのだろう。
矢木沢の本気を、至近距離で感じたいなあ…。
あぽろ君と、凄まじいまでの放流を眺めながら、次回は装備を整えてリベンジしようと誓った。


放流終了

11:06
水量は徐々に減っていき、完全に止まった。
4年ぶりの放流はこれにて終了である。
我々の想像を遥かに超えた水量であり、本気を出す前に敗走するという、情けない結果に終わってしまった。
次回は防水カメラ持参でチャレンジしたい。

さて、午後は奈良俣ダムの放流だ。



 

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