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油麩丼(首藤屋@宮城県登米市)

宮城県北部、登米市を中心に親しまれている伝統的な食材、油麩
一般的に知られている「麩」は、小麦粉のたんぱく質成分であるグルテンを焼いたものですが、油麩はそれを揚げたものです。
主に味噌汁や煮物、うどんの具などに使われるようですが、近年注目を浴びている油麩料理があります。

それが今回紹介する油麩丼
カツ丼のカツを油麩で代用した料理です。
比較的地味で、脇役であった油麩を主役に据えた料理と言えるでしょう。

油麩丼を提供している店は、登米市内(平成の大合併前は登米町)に約10軒あります。
(余談ですが、市名は「とめ」市、旧町名は「とよま」町です)
今回は、首藤屋にお邪魔しました。

首藤屋はこじんまりとした“町の食堂”といった趣で、ラーメンや定食、そば、うどんなどがリーズナブルな価格で食べられます。
油麩入りのラーメンやうどんもあり、実に気になるのですが、今回は目当ての油麩丼を注文しました。


油麩丼

出てきました、油麩丼。
味噌汁、春雨サラダ、漬物もついてきました。

油麩丼

さて、油麩丼、見た目は本当にカツ丼のよう。
卵の隙間から、輪切りにされた油麩が覗いていますね。
早速その大ぶりな油麩を口に含んでみると…。

じゅわっ。

つゆが染み出し、口の中に広がります。
肉ではなく、麩なので、よりつゆの味を吸いやすいわけですね。
なるほど、これは良い!
油麩は、基本的には柔らかいフニャッとした食感なのですが、端っこはやや硬いです。
これもまた、良いアクセントになっていますね。

つゆは、カツ丼や親子丼で使用されるような甘じょっぱいもの。
この店のオリジナルなのか、鶏肉も入っていました。

安くて素朴で美味い、満足な一品でした。


各種情報
油麩丼の会 : 油麩丼、油麩について知るならコチラ!
首藤屋
夜総合点★★★☆☆ 3.3

関連ランキング:ラーメン | 登米市その他


 

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猛暑のベトナム珍道中 【3-2】マーブルマウンテン(中)

8月14日(木)

8:00
早朝からの移動の甲斐あって、我々がホーチミンから約600km離れたダナンで観光を開始したのは、まだ“朝”と呼ぶべき時間であった。
まずはダナンの郊外にある五行山から。

五行山は、大理石(マーブル)でできた岩山群の総称で、「マーブルマウンテン」とも呼ばれている。
岩山は全部で5つあるのだが、我々が観光したのは、その中でも一番大きなトゥーイーソン

トゥーイーソン

トゥーイーソンは標高108mで、ご覧のように、近くから見ると、写真には写り切らないほど巨大だ。
このトゥーイーソン、“”と“”を観ることができる。
まずは“”へ行ってみよう。
入場料を払い、いざ。


洞窟の入口

“中”、すなわち洞窟への入口。
洞窟のような非日常的な場所は、日本では信仰の対象となることが多いが、ベトナムでもそれは同じらしい。
両脇を陣取る動物たちの石像は、神の住処を護る門番だろうか。


石像の出迎え

入洞してすぐのところで、我々を出迎えてくれた石像。
昨日訪れた永長寺でも同じことを思ったが、国が違えば、やはり石像の表情も違う。

洞窟の内部

さらに奥へと進むと、ギラギラとした電飾。
こういうのも、日本人の感覚からすると新鮮だなぁ。
神聖な場所というより、クリスマスのイルミネーションを見ているよう。

なお、洞窟内は結構複雑で、枝分かれに突き当たるたびに進路に迷う。
曲がりくねったり、別れたり、合流したり、無数のコウモリが飛んでいるところがあったり…。
順路がキッチリと決まっている日本の洞窟に比べて、大雑把だが面白い。


石像群

そんなアトラクション的な一面もあれば、このように信仰の対象が並んでいるところもある。
こちらは仏像だろうか。
小さいものがビッシリと並んでおり、中国の兵馬俑を彷彿とさせる光景だ。


天井の穴

こちらは天井に穴が空いている。
僅かな隙間から漏れてくる陽光が、洞内を照らし出し、非常に美しい。
しかも、斜面が階段状になっているので、穴まで辿りつけそうだ。

階段を上る

容易に登ることができたが、振り返ってみると、なかなかの高さだ。
下から見上げているのは、シャド丸とガッツ。
出口まであと少し。

断崖中腹のテラスへ

穴から這い出ると、そこには猫の額ほどの空間があった。
トゥーイーソンの断崖にしつらえられたテラスのような場所だ。

中央に人が映っているが、私の後からの登ってきたガッツが穴から出たところだ。
ちょうど彼の足下に、洞窟からの出口がある。
そして、その出口は、このテラスへの唯一の入口なのである。
何故だか分からないが、とてもワクワクするシチュエーションだ。

テラスからの眺望

崖の中腹のテラスからは、周辺の町、さらには東シナ海を望むことができる。
取り立てて雄大な景色ではないが、何気なく地平線が見えるスケールは、さすが海外と言ったところか。
あと、町のごちゃっとした感じが、東南アジアっぽくて凄く良いね。

現地は、朝だというのにかなりの暑さになっており、わずかに吹く風に当たって、小さな喜びを噛みしめていた。


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猛暑のベトナム珍道中 【3-1】怒涛の一日の幕開け

8月14日(木)

午前の3:30
各々のザックを背負い、我々は2晩世話になった、600円宿をチェックアウトしようとしていた。
ホテルマンのおじさんは、ロビーに据え付けられたソファーで寝ている。
ガッツが「ヘイ、ミスター!」と声をかけると、おじさんはのそのそと起き上がり、チェックアウトの手続きをしてくれる。
朝早いことは事前に伝えてあったものの、なんだか申し訳ない気分だ。
ホテル前まで呼んでおいてもらったタクシーに乗り込み、空港へ。

さて、夜も明けきらないうちから行動を始めたわけであるが、本日のスケジュールをこなすためには、この時間に出るしかなかったのだ。

ベトナム

上の地図をご覧いただきたい。
本日は、ベトナム南部のホーチミンを飛び立ち、中部の都市、ダナンへ。
地図には載っていないが、ダナンから南東へ30km程行ったところにある、ホイアンを観光。
夕方、ホイアンからダナンへとんぼ返りし、ダナンに宿泊……せずに、飛行機に乗り、北部にある首都ハノイへ向かう。

以上が本日の行程だ。
南北に長いベトナムをほぼ縦断することになる。

日本で例えると、青森市から東京へ飛び、ちょっと横浜に寄り道をしつつ、最終的には島根県松江市に向かうようなもの。
距離的にはそんな感じだ。
我ながら無茶苦茶な計画を立てたものだ。

ちなみに今回の旅のバイブル、「地球の歩き方」には、モデルコースが掲載されているのであるが、ほぼ同様のコースに5日間かけている。
それを1日でこなすのだから、まさに寝る間も惜しまずの移動なのだ。



ホーチミンを発つ

話がだいぶ逸れたが、寝不足の我々を乗せた飛行機は、5:45にホーチミンを発った。
今回の便は、日本でもおなじみのジェットスター
オーストラリアに本社を持つ航空会社で、アジアやオセアニア辺りをカバーしている。


機内からの朝焼け

上空は雲が立ち込めていたが、所々晴れているらしく、太陽と日光を浴びてきらめく海が見えた。
ずっと眺めていたかったが、太陽のぬくもりは寝不足の体には優しすぎる。
一瞬にして睡魔に襲われ、感動的なご来光は、瞼の裏に消えてしまった。
なお、ダナン国際空港に着陸するまでの約1時間半、私の意識が戻ることはなかった。



7:05
ベトナム中部の都市、ダナンに到着。
人口88万人を誇るベトナム第5の都市。
他の大都市は北部のハノイ、南部のホーチミン周辺に集まっているので、ベトナム中部最大の都市ということになる。
空港も立派なものだ。

空港のフォー

空港内のレストランで、フォーとコーヒーの朝食。

ベトナム旅行中、よく食べたフォー。
麺が春雨に似ているので、「ダイエットに最適だ」などと考えていた。
ところがどっこい、フォーの麺の原料は米粉。
つまり普通にお米を食べているのと、さして変わらないらしい。
なんと…。

なお、ここのフォーは、ホーチミンの路上屋台で売っていたものに比べて無難な…、何というか、特に印象に残らない味だった。
まぁ、空港じゃあこんなもんか。



朝食後はタクシーに乗り込み、目的地へ。
ホイアンに行く前に、ダナンの郊外にある観光地、五行山へ向かう。

ダナンもバイクだらけ

バイク天国ぶりは、ダナンに来ても相変わらず。
時にはクラクションを鳴らし、時には反対車線に大きくはみ出してバイクを避けながら進むタクシー。
現地では当たり前なのかもしれないが、対向車が来ているのに車線をはみ出すのはやっぱり怖いなあ…。

幅広いバイパスのような道を走り、約20分程で最初の目的地、五行山に到着した。


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| 旅行記 | 23:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

ラピュタの道(熊本県阿蘇市)

 世界最大級のカルデラを持ち、熊本県いや日本を代表する観光地、阿蘇
連日、多くの観光客が押し寄せる名所が集まっていますが、近年静かな人気を集めるスポットがあります。
それが今回紹介する“ラピュタの道”。

名前の由来は、勿論ジブリ映画の代表格、「天空の城ラピュタ」。
正式名称でも公式の愛称でもなく、いつからかそう呼ばれるようになっていたそうです。
阿蘇市道狩尾幹線」というのが、正式名称です。


場所が分かりにくいので、地図を貼っておきます。
阿蘇山の外輪山の稜線を走る熊本県道339号線(通称ミルクロード)を通って、アプローチします。


ラピュタの道

ラピュタの道は、そのミルクロードからカルデラの中へ下りていく険しい道。
上の写真をご覧のとおり、落石などで通行止が多い道です。
実際に走るのも、ある意味楽しいかもしれませんが、この道は上から眺めるのが絶景なのです。

上の写真に写っている通行止バーの左側の傾斜を登ると…。

ラピュタの道

ラピュタの道の片鱗を見ることができます。
火山特有の草中心の斜面、細々と延びる道、カルデラを埋めつくす大雲海!
これだけでも十分に絶景ですが、もうちょっと足を伸ばしてみましょう。

上の写真の左下からほぼ真上に伸びる踏み跡のようなものが見えますが、これを辿って行きます。

ラピュタの道

踏み跡を進んできて、振り返った写真です。
上の写真の真ん中、ポッコリと出っ張ったピークは、2つ前の写真を撮影した場所です。
そして、今立っている場所で回れ右をすると…。





ラピュタの道

ラピュタの道

まさに絶景。
言葉を失います。
痩せた尾根を行く小道は、まさしく天空を進むかのよう。
雲海が下界を覆い隠しており、その下に人の営みがあることを感じさせません。

この時は1月の早朝。
私は寒さも忘れ、ただただ静かで美しいこの風景に見入っていました。
雲海に覆われ、天空に浮かんでいるかのようなラピュタの道を見るなら、寒さを堪え、早朝に来る必要があるでしょう。
晴れた日の昼間は、ラピュタの道と共に、緑鮮やかな阿蘇の大地を見ることができます。

様々な絶景を見ることのできるラピュタの道。
繰り返し訪れたいスポットです。

各種情報
あそぶらりねっと : 阿蘇の観光情報はコチラ。

 

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| 熊本県 | 00:34 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

猛暑のベトナム珍道中 【2-4】燃えるエビと眠らない街

8月13日(水)


ホテルでの休息

17:30
猛暑のメコンデルタツアーを終え、宿に帰還した我々。
部屋を冷房でキンキンに冷やし、それぞれのベッドで休息をとる。
一泊600円、色々と足りない設備はあるけれど、冷房があって本当に良かった。

しばらくトドのようにベッドに横たわっていたが、ベトナムさんがそう易々と眠らせてくれるわけがない。
ホーチミンの夜はこれからだ!



18:30
名残惜しくも、涼しい部屋を脱し、暑さの余韻が残る夜の街に飛び出す。
バイクの川と化した大通りを何とか渡り、ごった返す歩道を進んでゆく。
途中、見るからにリッチなホテルを何軒も横目に見ながら、「このホテル1泊分の値段で、我々のホテルは何泊できるんだろう」などと雑談をしながら歩いてゆく。


閉店のベンタイン市場

向かった先はホーチミン最大の市場、ベンタイン市場
食料、衣類、雑貨、土産…なんでも揃うとのことだが……閉店のお時間…。

ここ、ベンタイン市場周辺の道路は、夜になるとナイトマーケットと呼ばれる屋台が数多く出店することで有名だ。
洋服屋や土産屋、そして我々の目当てでもあるベトナム料理の屋台などなど…。
事前情報によると19時頃に開店するそうなので、外に出て待つことにする。

それにしても、ナイトマーケットが出店するはずの道路を見ても、屋台の「や」の字も見当たらない。
ただの道路だ。
開店30分前だが、間に合うのか?


謎のカンフー手段

心配してもしょうがないので、近くの広場に腰かけて夜の街を観察。
広場ではパフォーマンスなのかただの練習なのか、カンフーをやっている集団
激しい動きについていけないが、懸命に頑張る子供が何だか微笑ましかった。

カンフー集団の隣では、蹴鞠(セパタクローほど激しくはない)に興じる若者もおり、なかなかカオスな状況。

バイクの海

ちなみに回れ右をすると、そこはバイクの海
一回、若者が蹴ったボールが飛び込んでいったが、特に慌てることもなくボール救出に向かっていた。
クラクションは鳴らされたものの、特にトラブルに発展することもなく……、うーん、みんな大雑把なんだなあ…。




そんなカオスな様子を動画に収めてみたので、ご覧いただきたい。





18:50頃だったか。
突如として原付の集団がベンタイン市場に集結し始める。
しかもテントを引きずって…だ…!!

何を言っているのか分からないと思うが、まさしく言葉どおりである。
バイクに乗ったまま、片手でキャスター付きのイベント用テントを引っ張ってくる集団。
一瞬目を疑った。

畳んだ状態で車などで運んできて、現地で組み立てるというのが通常だろう。
まさか組み立てられた状態で運んでくるとは夢にも思わなかった。
日本でこんなことをやったら、即御用だろう。

ナイトマーケットオープン

そんなこんなで、通りはあっという間にナイトマーケットと化した。
一瞬の出来事だったので、動画や写真に収めなかったことが悔やまれる。


宴の始まり

一瞬にして出来上がったベトナム料理屋台。
腹をすかせた人々が、餌を投げ込まれた鯉のごとく群がり、やはり一瞬にして満員になる。
どうやら人気店のようだ。

サイゴンビールで乾杯

まずはビールで乾杯。
グビッグビッ!
うまい!!

ホーチミン市の旧名を冠したサイゴンビール
ベトナムでよく見かけるビールの一つだ。
スッキリとした味わいで、この暑さに相応しいさわやかなビールである。

なお、事前情報によると、冷蔵庫の普及率が低いベトナムではビールを冷やすために氷を入れることが多いとのこと。
その情報どおり、ビールと一緒に氷が出されたのだが、氷は水道水を使っている場合が多いため、日本人はお腹を下すことがあるらしい。
…しかしまあ、冷えてなきゃビールがうまくない!
という酔っ払い特有のいい加減な判断で、アイスインビールをガブガブと飲む。

エビのココナッツジュース蒸し

お次はこれ。
この店の名物であるエビのココナッツジュース蒸し
ココナッツの実に、大量のエビが洗濯物のように干されている。
昼間に食べたエレファントイヤーフィッシュのインパクトにも負けない、豪快な盛り付けだ。

燃えるエビ

…で、燃やす!
ココナッツもエビも丸ごと炎上。
燃え盛る炎の勢いの割には、火が通っているか微妙であるが、まぁ、パフォーマンスのようなものなのだろう。
酔っ払いのおっさん3人でシャッターを切りまくる。

完成

店員さんが一尾一尾、殻を剥いてくれて、最終的にはこうなる。
ライムと塩をかけて食べてみると、美味い!
ココナッツジュースの味はよく分からんけど、エビが美味い!

その他にも色々なベトナム料理を食べた。
フォーと並んでベトナムを代表する料理、生春巻
炒め物は中華料理の流れを汲んでいそうなものが多かったが、様々な香草が入り、ベトナムらしさを感じさせた。
噂に聞くパクチーは……食べられないこともなかったが、特に乗っていなくてもいいなぁ…。

カエルのフライ

珍しいものとしては、カエルのフライを食べてみた。
バターの風味が強いせいかもしれないが、臭みはまったくなく、淡白で鶏肉のような味わい。
ただ、やたらと骨が多く、食べるのにえらく苦労した。



たらふく食べ、ビールも好きなだけ飲んだところでベンタイン市場を後にする。
22時にはホテルに着き、シャワーを浴びて就寝。

何?せっかくの海外なのに寝るのが早いって?
いやいや、明朝のことを考えるとこれでも遅いくらいだ。

明日朝の出発時刻は…。





午前3時30分である。


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