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夫婦の島旅~小笠原編~【終章】

2018年5月5日(金)

小笠原諸島の無人島に思いを馳せる

おがさわら丸は東京を目指す

15:55
おがさわら丸」が父島を離れ、見送りの大船団が見えなくなると、少しずつデッキから人が減っていきます。

飲み物を買うために船内に入ると、なんとエントランスは宴会場状態!人が通るスペースを除き、エントランス内のあらゆる場所で輪が出来上がっており、床に座り込んで酒盛りが行われていたのです。グループで旅行に来ている人たち、島で出会って仲良くなった人たちが輪になって飲んでいるのでしょう。

…それにしても、尋常ではない混み具合。ラウンジは勿論満席。4階から7階まで、エントランスは飲み会グループでいっぱい!さすがGW、恐ろしい!既に盛り上がっている飲み会の輪に加わるのもハードルが高く、行き場のない我々は再びデッキに戻りました。


弟島

16:00
父島を離れてしばらくは、父島列島の構成する無人島が見えています。

これは父島列島で一番北にある島、弟島。かつては約100名の住民が暮らしていましたが、現在は無人島になっています。


嫁島

16:45
父島列島が見えなくなる頃、水平線の辺りにうっすらと島影が見えてきます。小笠原村の一番北に点在する聟島列島の島々です。

まずは、嫁島沖を通過。こちらも20名もの人々が暮らしていた過去があります。

媒島

17:00
媒島。「なこうどじま」と読みます。27人の住民がいましたが、現在は無人島。

針之岩

17:10
針之岩。海からニョキッと聳える塔のような岩の集合体で、一番高いもので、136mもあるそうです。

聟島

17:11
聟島(別名:ケーター島)。針之岩のすぐ北にある、聟島列島最大の島です。他の島に比べれば平坦な島で、約25名の住民がサトウキビ栽培や製糖業に携わっていたそうです。

この聟島に上陸するツアーがあるようです。

北之島や中ノ島

17:15
小笠原諸島最北端にあたる北之島中ノ島などなど。人を寄せ付けない険しい岩山のような島が点在しています。人が定住したことはないようです。


北之島を過ぎると、何もないエリアに突入します。570km先の、伊豆諸島青ヶ島までは陸地を見ることはできません。途中で、海からそそり立つ奇岩「孀婦岩」や、今なお活動を続ける活火山「鳥島」の沖を通過しますが、深夜であるため姿を見ることはできません。


混雑する「おがさわら丸」の食事事情

小笠原諸島の無人島をたっぷり眺めた後、シャワーを浴びたり、夕日を見たりしたわけですが、往路とかぶるので、ここでは割愛します。

行きとは大きく事情が違った、混雑する「おがさわら丸」の食事事情をお伝えしたいと思います。

おがさわら丸の夕食

まずは夕食

予想通り、レストランは大行列、ラウンジは宴会客に占拠されてしまっていました。仕方なく、ミニサロンの立食スペースを確保し、昼間に弁当屋で買った島寿司、総菜に加えて、船内の自販機で売っている台湾飯を慌ただしくいただきました。

食事くらい座って摂りたかったものですが、まぁ仕方ないですね。船に乗る前に弁当屋に立ち寄っておいて、本当に良かった…。


写真はないですが、朝食は売店で売っていた菓子パンをデッキのベンチで食べました。デッキであれば座れることが多いですが、如何せん風が強く、食事どころではありません。デッキで食べるのであれば、パンなど簡単に食べられるものにしておくのが無難です。


おがさわら丸の昼食

やらかしてしまったのが、昼食

ラウンジで売っていたカレーが美味しそうだったので思わず購入。しかしラウンジは飲み会グループで埋まっており、空席は1つもなし!やむを得ずカレーを持ったまま、デッキのテーブルへ…。

強風の中カレーなんて食べたら、結果は見えていますよね。風に乗って、カレーが飛散してしまいました…。テーブルはティッシュで拭きましたが、Tシャツにシミが…(涙)。

「汁気があるものを買う時は、席を確保してから!」良い教訓になりました。


…というわけで、散々だった帰りの「おがさわら丸」のお食事。しかしまぁ、行列に並ぶことも、目当ての店に入れないことも、大型連休ではよくあること。避けられることではないですよね。


2018年5月6日(土)

ただいま本州!

房総半島が見えた 

11:45
ついに見えました!本州です!

房総半島の先端、南房総市の辺りでしょうか。建物もうっすらと見えます。

我々の日常に帰ってきてしまったんだなー。あまりに距離が遠すぎて、小笠原で過ごした日々が、まるで夢だったんじゃないかと思えるほど。

洲崎沖を通過

12:10
館山市洲崎沖を通過。いよいよ東京湾に入ります。

東京に近づくにつれ、海の色もだんだんとくすんできた感じ。小笠原のあの青い海が恋しい…。

羽田沖

14:50
羽田沖通過。

そして15:20
予定よりも10分程早く、竹芝港に到着しました。竹芝から浜松町へ、浜松町から東京へ、東京から新宿へ。ノンビリとした小笠原の雰囲気から、一気に東京の大混雑に巻き込まれ、現実に引き戻される思いでした。もう少し小笠原の余韻に浸らせてほしい!

新宿から新型になった特急「スーパーあずさ」に乗り、自宅のある松本に帰宅しました。


小笠原で買ったお土産

小笠原からの土産

最後に小笠原で購入したお土産を紹介します。自分たち用のものも含めて、結構買ってしまいましたね。

上段左から、西之島Tシャツ、ラム酒、パッションフルーツリキュール、パッションフルーツパイ。
中段左から、パッションフルーツカレー、メカジキカレー、パッションフルーツゼリー、パッションフルーツ寒天ゼリー、レモンソーダ、はちみつ味噌ポン酢、とうがらし味噌ポン酢、島辣油、オガスコ(タバスコ)。
下段左から、島はちみつグミ、パッションフルーツ、パッションフルーツチューハイ。

主に大村地区にある土産店やJAで購入したものですが、どれも美味しい物でしたよ。

個人的には、やはりパッションフルーツと、島はちみつグミを強くオススメしたいです。


長く続いた小笠原父島の旅行記もこれで終了です。長々とした旅行記にお付き合いいただき、ありがとうございました。


夫婦の島旅~小笠原編~ 完


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|投稿:2018.09.24 | 最終更新:2018.09.24 |カテゴリ: 旅行記

夫婦の島旅~小笠原編~【5-4】さらば、父島!

2018年5月5日(金)

父島での最後の時 小笠原ビジターセンターと小笠原コーヒー

二見港近くのビーチ

12:15
腹を満たしたところで、父島で過ごすことができる時間は残り3時間15分。何をするでもなく、二見港近くのビーチにやってきました。

集落の近くでさえこの美しい海。すっかり見慣れてきた感があるこの海ですが、見られるのはあともう僅か。ひっそりと感傷に浸ろうと思っていたら、地元の子供たちが集団でやってきて、ビーチでカップラーメンをすすり始めました。

絶景ビーチとカップ麺という妙な取り合わせ…。


小笠原ビジターセンター

ビーチの裏手には小笠原ビジターセンター。去り際に立ち寄るのも如何なものかとは思ったのですが、せっかくなので中へ。

小笠原の動植物に関する展示、入植当時の小笠原の民家の再現、今ホットな話題となっている西之島のパネル展示など、興味深い内容が盛りだくさんでした。父島を訪れたら是非立ち寄って欲しいスポットです。

小笠原ビジターセンター

ビジターセンターでは、解説員による「ミニ・ガイドウォーク」を無料で行っています。13時からの回に参加することにしました。

参加者は3人。我々の他に、この4月から父島に移住したというご婦人が参加しました。

ミニガイドウォーク@小笠原ビジターセンター

解説員の方に続いて、ビジターセンターの周囲を歩きます。

センターの周囲に何気なく生えている植物が、実は小笠原固有のものであったり、解説を聞かなければ気づかなかったであろう事実が連続。実際に父島を観光する前に聞いて、知識を身に付けておけば、父島の観光がより楽しいものになったかもしれません。

ミニガイドウォーク@小笠原ビジターセンター

集落から近いビーチはウミガメの産卵場所になっているそうです。こんな人の生活圏内にも産卵場所があったことに驚きました。夜中に近くを通ると、卵を産むウミガメの息遣いまでもが聞こえて来るとか。

上の写真に写っている長いベンチのようなものは、集落とビーチとを隔てる柵。産まれた子ガメが方向を間違えて集落の方に出てこないようにと設置されているようです。

「ミニ・ガイドウォーク」は、ガイドブックやインターネットでも得られないような情報を聞くことができ、短い時間でしたが、とても有意義な時間となりました。


小笠原コーヒー

14:00
どうしても飲みたいメニューがあったので、3日連続でハートロックカフェへ。

それがこちら、小笠原コーヒー。お値段はなんと1,000円!小笠原で栽培している、正真正銘の国産コーヒーです。

飲んでみると、「ん?飲み口が少しスッキリしているかな…?」という感じ。普段からマックスコーヒーを愛飲しているバカ舌の私には、本物のコーヒーの味の違いはよく分かりませんでしたが、アッサリとして飲みやすいコーヒーであることは分かりました。是非違いの分かる方に飲んでいただきたいですねぇ。


感動!父島の見送り

14:30
そろそろ出港時間も迫ってきました。

帰りの「おがさわら丸」はほぼ満席であるとの事前情報を得ています。レストランやラウンジの混雑が予想されるため、昨日も買い食いをした弁当屋、「ボニンアイランドクラブ」で島寿司とパパイヤの総菜を購入してから港へ向かいました。


二見港

二見港前にあるクジラのモニュメント。定番の待ち合わせスポットのようで、多くの旅人が周りに集まっていました。我々もここで「海渡」の女将さんと待ち合わせ、荷物を受け取りました。

いただいたハイビスカス

荷物と共に受け取ったもの。ハイビスカスの花。船が出港する際、再び島に戻って来れるようにと願いをこめて、海に花を投げるのが慣例になっているのだとか。元々は紙テープを使っていたのですが、環境に配慮し、最近は花に代わったようです。

同宿だった茨城のご夫婦も合流し、しばし雑談やら記念撮影。たった4日間でしたが、皆さんとはもっと長く一緒にいた気さえします。

二見港

やがて乗船の時刻を告げる放送が響きます。まずは特等室や1等室など、料金が高いチケットを持っている客。我々2等の客はその次。

二見港

見送りの方々が既にスタンバイしています。小笠原伝統の南洋踊りの衣装を着た島人達。その隣にはビシッと制服を着た警察官。

二見港

例によって、小笠原の種子などを持ち出さないよう、マットで靴底をゴシゴシと擦ってから乗船。

デッキは既に別れを惜しむ人々でいっぱい。乗る前から既に混雑の予感…!


二見港

15:10
乗船後、すぐに自分のベッドに荷物を置き、我々もデッキに向かいました。

見送る人、見送られる人。陸側も船側も人だらけ。これまで何度も島旅をしてきましたが、こんなに盛大な見送りは初めてです。

人だかりから「海渡」の女将さんを探し、思い切り手を振ります。こちらに気づいて応えてくれる女将さん。

再び父島を訪れることがあれば、また「海渡」に泊まろう。そう思いました。


父島の見送り

15:35
「おが丸」がゆっくりと岸壁を離れます。

手を振る人。「いってらっしゃい!」「行ってきます!」の声。誰かの名前を叫ぶ人。そして汽笛。

父島の見送り

手に持っていたハイビスカスを、そっと海へ…。風に流されつつも、ハイビスカスはゆっくりと落ちていき、父島の海に音もなく着水。

「また、小笠原に来られるくらいのお休みがもらえますように!次は母島も行きたいので、出来れば2週間くらい…」

「おが丸」は徐々に加速し、手を振る人々の姿がだんだん小さくなります。


父島の見送り

そして始まりました!父島名物、大船団による見送り

大小さまざまなクルーザーが「おが丸」と並走し、最後のお別れ。中には我々が海のツアーやナイトツアーでお世話になった「竹ネイチャーアカデミー」の姿も。

父島の見送り

そして海へのダイブ!クルーザーから次々と人が飛び込むたびに歓声が上がります。


父島出港時の定番となっているので、この見送りが行われることは事前に知ってはいたのですが、実際に目にするとやはり感動するものですね。かなり気分が高揚してしまいました。こりゃ、リピーターが多いのも頷ける気がします。


父島の見送り

15:50
出港から約15分。

見送りの大船団も、一隻、また一隻と減っていき、最後の一隻が後方へと遠ざかっていきました。

その一隻が見えなくなっても、デッキの人々は無言で海を見つめ、誰もが別れの余韻に浸っているようでした。


おがさわら丸は東京を目指す

そして、東京へ向け、「おがさわら丸」の孤独な航海が再び始まります。

次回、終章です。


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|投稿:2018.09.20 | 最終更新:2018.09.25 |カテゴリ: 旅行記

夫婦の島旅~小笠原編~【5-3】「丸丈」にて父島の郷土料理を食べる

2018年5月5日(金)

小笠原の郷土料理をいただける店、「丸丈」

丸丈

11:00
やってきました!父島の郷土料理の名店、「丸丈」!この店は父島にいるうちに絶対に行ってみたかった店。ですので、「おがさわら丸」から下船したお客さんたちで混み合う前に来店したわけです。

ここは、私が愛読している離島紀行本、カベルナリア吉田氏による「絶海の孤島」において絶賛されていた店なのです。

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感想(0件)


何はともあれ、まずはキンキンに冷えた生ビール。…美味い!

ご主人は気さくで店の雰囲気も良し。これは楽しく飲めそうです。

ソデイカの刺身@丸丈

ソデイカの刺身!表面が炙ってあり、中は生という珍しい調理法。肉質がしっかりしてますね。

醤油@丸丈

醤油も2種類。島とうがらし醤油はピリッと辛くて美味。小さなところにこだわりを感じます。

アカバの唐揚げ@丸丈

アカバの唐揚げ。「アカバ」とは小笠原地方での呼び名で、正式にはアカハタという名前の魚です。温暖な地域で食べられており、高級魚として知られています。

カラリと揚げられていますが、身はアッサリと上品な味わい。

島寿司@丸丈

やっぱりこれは外せない、島寿司。安定の美味さですなー。


タコの実酒@丸丈

ここでお酒をチェンジ。「タコの実酒」のロック。

小笠原の固有種であるタコノキに成るパイナップルのような実を使ったお酒です。つまり小笠原でしか飲めないお酒。これは飲むしかないでしょう。

ロックで飲みましたが、かなり効きますね~。チビチビ飲まないとあっという間に酔ってしまいそう。

ワラビのおひたし@丸丈

ワラビのおひたし。これは先ほど我々が登った中山峠で採れたものだそう。昨日の「海渡」での夕食にも出ましたが、ワラビは父島では意外とポピュラーな食材なんですかねぇ。

島ダコの小豆煮@丸丈

島ダコの小豆煮。先述した「絶海の孤島」にて、絶賛されていた一品。なかなか斬新な組み合わせですが、小豆の甘みが意外とタコと合いますね。タコは柔らかく煮込まれていて、美味いです。

亀のチャーシュー@丸丈

亀のチャーシュー!初日の亀寿司に引き続き、またウミガメをいただきます。何と骨付き!三十数年生きてきて、骨付きの亀肉にむしゃぶりつくのは初めての経験。

むむ!これはちょっと一癖ある味。何というか野趣溢れるというか…。カメ寿司と比べ、かなり好みが別れそうな味ですね。

パッションアイス@丸丈

〆はデザート。パッションアイスをいただきました。

今回の旅でパッションフルーツをたくさん食べましたが、すっかりハマってしまいました。

これまでお土産でいただいたパッションフルーツを食べたことがあったのですが、熟れる前に食べてしまっていたせいか、酸っぱいというイメージがありました。「海渡」の女将さんから教えていただいたのですが、食べ頃は熟れて皮がシワシワになり始めた頃なのだそう。やはり美味しい食べ方は生産地の方に聞くのが一番ですね。


たくさん食べて飲んで、大満足!ごちそうさまでした!


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|投稿:2018.09.13 | 最終更新:2018.09.21 |カテゴリ: 旅行記

夫婦の島旅~小笠原編~【5-2】大神山公園にて「おがさわら丸」を待つ

2018年5月5日(金)

東京都最南端の路線バス、小笠原村営バス

小笠原村営バス

10:05
大村地区を目指すため、小笠原村営バスに乗ります。

この路線バスは東京都で一番南を走る路線バスで、ここ小港海岸東京都最南端のバス停です。父島の西海岸の都道を通り、島内の各集落を結んでいます。概ね1~2時間の1本と、離島にしては本数が多いため、観光の足としても十分に利用可能です。

小笠原村営バス

バスは比較的コンパクトな車体。最初は空いていましたが、扇浦境浦と進むにつれて、地元民やら観光客やらが乗ってきて、結局座れない人が出るくらいの混雑になりました。しっかり地元民の足になっているようで良かった。

大村地区の中心近くにある「青灯台」というバス停で降りました。


大村地区を一望する大神山公園へ

大村地区

10:30
大村地区に着くころには空はスカッと晴れ渡っていました。雲1つない空が気持ち良い!

せっかく晴れたので、「海渡」の女将さんから勧められた、大村地区から歩いていける絶景ポイント、大神山展望台を目指すことにします。事前の情報の通り、スーパー小祝さんの脇の道を山側に進んでいきます。

大神山公園への道

住宅街の裏手にある急な坂道を登ります。女将さんからは「急な階段を避けるルート」ということで教わりましたが、これはこれでなかなかキツイですな…。5月初旬とは思えないほど強い日差しが照りつけ、ジンワリと汗ばんできました。

大神山公園への道

さらに階段。大神山神社も通り過ぎ、さらに登っていくと展望台に到着しました。


大神山公園からの景色

10:40
おおおお!絶景!

到着した大神山公園の展望台からは、予想を上回るほどの良い景色を見ることができました。しかも展望台には誰もおらず、絶景を独占!

こうして上から眺めてみると、青い海は沖縄と似ていますが、街並は別物ですねぇ。

人が住み始めてからの歴史の浅さ、ほんの四十数年前まで続いたアメリカによる統治、地理的にも文化的にも本土から遠く離れた孤島、アメリカからの古い移住者と日本本土からの新しい移住者の共存。それらの要素がそうさせたのかは分かりませんが、良い意味で素朴さのない洗練された街並。

これが小笠原らしさなのかな…なんて思ってみたり。


おがさわら丸の入港

10:45
おっ!?

おがさわら丸の入港

おがさわら丸」です!「おが丸」が帰ってきました!

「ボーッ」と汽笛を響かせ、1000km以上の行程を経て、「おが丸」が3日ぶりに父島に戻ってきました!マラソンランナーのゴールを見守るような気分で、入港風景を眺めます。

おがさわら丸の入港

あれだけ大きく感じた「おが丸」も、父島の大スケールの大自然の前では何だか小さく見えますね。

GW後半だからか、デッキにいる人は少な目。我々が乗る船が出航したら、父島は一気に静かになるのかもしれません。

おがさわら丸の入港

「おが丸」が巨体を器用に旋回させて、無事二見港着岸。

美しい海を眺めるのも良いですが、ぼちぼちお昼の時間。お腹が空いてきました。乗客たちが下船したら大村地区の飲食店が混雑すると思われるので、着岸を見届けるとすぐに下界へと下り始めました。

お昼は父島の人気居酒屋でいただきます。


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|投稿:2018.09.11 | 最終更新:2018.09.13 |カテゴリ: 旅行記

夫婦の島旅~小笠原編~【5-1】絶景!中山峠トレッキング

2018年5月5日(金)

「海渡」にて最後の朝食

父島での4日目。同時に今日は父島を離れる日でもあります。東京へ帰る「おがさわら丸」が二見港を出港するのは15:30。それまでの約半日、最後まで父島を満喫したいものですね。

本日はシーカヤックのツアーに参加する予定だったのですが、朝からツアー業者からの電話。

どうやら、本日は波が荒く、初心者には厳しいコンディションであるとのこと。「どうしますか?」と問われ、少々迷ったのですが、今回は参加しないことに決めました。判断をこちらに委ねたということは、初心者でも行けないことはないということだと思いますが、きっと楽しめるような海況ではないので…。

海渡の朝食

7:30
気を取り直して朝食を食べるとしましょう。「海渡」でいただく最後の食事。

本日も自家製の野菜が使われた健康的な朝食。

海渡の朝食

パンやトマトのジャムも勿論自家製。コロコロとした丸いパンはフッカフカで風味も豊か!朝から何個も食べてしまいました。

3日間「海渡」で過ごして、女将さんの「食」への強いこだわりを感じることができました。いや、内装もお洒落だったり、皿も手作りだったりと、こだわりは「食」だけではないんですけどね。

海渡の朝食

デザートは島トマトのゼリー。トマトの甘みを最大限に生かした一品。うーん、美味い!

最後の最後まで女将さんの料理にハマりっぱなしでした。ごちそうさまでした!


海渡の看板猫

「海渡」の看板猫、ぴゃたろう。丸々太った貫禄ある姿!

小笠原では生態系保護のため、猫を室内で飼うことが強く推奨されています。外で飼っていると、猫が貴重な固有種を食べてしまうからだとか…。

おかげでぴゃたろうも運動不足。猫らしからぬ巨体で、家の中をのしのしと歩き回っていました。


父島を一望する大パノラマ!中山峠でトレッキング

シーカヤックツアーが不参加となり、空いてしまった時間。「海がダメなら山へ行こう!」という単純な発想で、軽くトレッキングをすることにしました。女将さんの勧めもあり、父島南部の絶景スポット、中山峠へ行くことに。

登山口である小港海岸までは女将さんが車で送ってくれました。何から何まですみません。


登山口

8:45
小港海岸からトレッキング開始!まぁトレッキングなんていう大層なものではなく、軽い散歩なんですけどね。

ここから先は森林生態系保護地域。保護地域に入る人数や目的を調査しているようで、行き先が書かれた缶に石を入れていく必要があります。投入する石も色や形によって5種類あり、「観光」は白くて丸い石、「ガイド」は白くて細長い石、「調査・研究」は緑色の石というように、入山する人によって石が変わります。自然の石を利用した面白いシステムですね。

観光」を表す白くて丸い石を2つ、「中山峠」の缶に投入し、出発。


中山峠への登り坂

遊歩道はいきなり急坂や階段から始まります。急ではありますが、よく整備されており、歩きやすい道。人気の遊歩道らしく、行き帰りで何人かのハイカーと出会いました。

オカヤドカリ

出会うのは人間だけではありません。歩いていると、何度かカニを見かけました。かなり海から離れた峠の中腹にも、カニが生息しているんですね。

時々足下を横切るカニを踏まないように、ズンズンと登っていきます。


小港海岸

だいぶ登ってきたようで、出発地点の小港海岸が遥か眼下に見えます。周囲を崖に挟まれ、いかにも秘境という感じのビーチです。砂浜にはチラホラと人が見えますが、泳いでいる人はいないようですね。

沖の方を見ると、少しうねりがあるようなないような…。素人目にはよく分かりませんが、シーカヤック日和ではないのでしょうね。


中山峠

9:10
登り始めて約25分。目的地である中山峠に到着しました。海に向かって突き出した半島の尾根の上。遮るものがないので、太平洋を渡る風が容赦なく吹き付けます。

中山峠より父島

峠から眺める素晴らしい景色。北側を見ると、眼下には小港海岸の白砂の浜。正面には2つの岬に挟まれたコペペ海岸が見えます。コペペ海岸の背後に広がる山林の向こうには、見えてはいませんが、「海渡」がある扇浦地区が。さらに先には二見湾、そして父島の中心地である大村地区が見えています。ここからは父島の西海岸部のほぼ全てが見渡せるわけです。

中山峠より南島

南側は急な崖になっており、海、そして一昨日上陸した南島を望むことができます。

高い場所から父島のパノラマを楽しみたいのなら、おススメの場所です。

中山峠から先へ進むと、ブタ海岸ジョンビーチなど、徒歩か船でしかアクセスすることができない秘境のビーチへと至ります。魅力的なコースなのですが、本日は時間がないためここで引き返します。

やはり小笠原諸島を隅々まで満喫するなら2週間は欲しいですねぇ。


野生のヤギ

下山途中、野生のヤギに遭遇しました。元々食用として持ち込まれたヤギが野生化したもので、固有種の植物を食い尽してしまうため、駆除の対象になっているのだとか。

猫の室内飼いにヤギの駆除。まだまだ他にもありますが、世界遺産登録の裏側には様々な苦労もあるのですね。


小港海岸

9:50
下山!往復約1時間。お手軽で、かつ景色が素晴らしいコースでした。

今後の予定としては、路線バスに乗って大村地区を目指します。バスの時間までは余裕があったので、小港海岸でマッタリと過ごしました。

スタンドアップパドルボート

小港海岸の横に流れ込む川の河口付近では、SUPスタンドアップパドルボート)が行われていました。最近人気急上昇中のSUP。父島でSUPを取り扱う業者はまだ少ないですが、一度はやってみたいものです。


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|投稿:2018.09.07 | 最終更新:2018.09.11 |カテゴリ: 旅行記

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