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ランプの宿青荷温泉は素晴らしい温泉とランプの灯りが魅力的な秘境の温泉旅館(青森県黒石市)

秘湯が多い東北地方。今回はそんな東北地方の中でも特に雰囲気が良く、是非ともおススメしたい秘境の温泉旅館を紹介します。

青森県黒石市の山中にある、ランプの宿青荷温泉です。



ランプの宿青荷温泉とは?

ランプの宿青荷温泉

ランプの宿青荷温泉は、青森県黒石市の山中奥深くにある一軒宿。携帯電話の電波も届かず、砂利道を数km走らないと辿りつかない秘境です。

ランプの宿青荷温泉

その名のとおり、館内の灯りはランプの灯りのみ青荷温泉は電気が引かれていないのです。宿の運営に必要な最低限の電力は自家発電で賄っていますが、宿泊客はランプの灯りで過ごします。

暗闇の中、ぼんやりと輝くランプの灯りはとても幻想的。青荷温泉は日帰り入浴も受け付けていますが、是非とも宿泊して、この素敵な雰囲気を味わって欲しいと思います。

ランプの宿青荷温泉の地図

館内の地図はこんな感じ。本館の他に、宿泊用の離れや風呂が点在しています。

ランプの宿青荷温泉

ランプの宿青荷温泉

深い山奥の川沿いに宿泊棟や温泉棟がポツンポツンと建っていて、それぞれの建物を細い小道が結んでいます。1つの宿にいながらにして、湯めぐりや散策を楽しむことができるのです。


ランプの宿青荷温泉の風呂は全て源泉かけ流し

館内4ヶ所にある温泉もまた、とても魅力的。全ての温泉が源泉かけ流し。そしてランプの灯りがとても幻想的な雰囲気を醸し出しています。

健六の湯

健六の湯@ランプの宿青荷温泉

健六の湯は宿の正面玄関の向かいにある大きな建物。

健六の湯@ランプの宿青荷温泉

総ヒバ造りの広々とした浴室には、大きな窓が付いており、とても明るい雰囲気。真ん中にはこれまた大きな浴槽。その浴槽に大量のお湯がザバザバと勢い良くかけ流されています。

身を沈めてみると、体を包み込むようなとても柔らかいお湯!最高に気持ち良いですね。

男性風呂は内湯のみですが、女性風呂には釜を利用した露天風呂、釜の湯が付いているのだそう。羨ましい!

滝見の湯

滝見の湯@ランプの宿青荷温泉

本館から川を挟んだ対岸にあるのが滝見の湯。その名の通り、露天風呂から滝を見ることができます。

蔵のような外観の大きな建物。

滝見の湯@ランプの宿青荷温泉

こちらはガラリと雰囲気が変わって、石造りの浴室。こじんまりとした内湯と開放感抜群の露天風呂が付いています。

滝見の湯@ランプの宿青荷温泉

露天風呂から見える龍ヶ滝。滝を見ながら入る温泉は格別ですね♪

混浴露天風呂・子宝の湯

滝見の湯の向かいには混浴露天風呂があります。女性専用時間が設けられているため、「混浴はちょっと…」という方も安心して楽しむことができます。

混浴露天風呂@ランプの宿青荷温泉

こちらの魅力は、ランプの宿青荷温泉の中で最も大きい露天風呂。大きな岩を並べて造られたワイルドな湯船に、優しいお湯がかけ流し!これは気持ち良いですね。

子宝の湯@ランプの宿青荷温泉

露天風呂の脇にあるのが子宝の湯

大きな樽にお湯がザンザカ注がれている贅沢な一人用風呂!人是非とも入っておきたいものですね。

内風呂

内風呂@ランプの宿青荷温泉

本館の中、一見目立たない場所にあるのが内風呂。湯船が小さく、3人が入ればいっぱいになってしまいそうな程(女性用の内風呂はもう少し広いそうです)。

総ヒバ造り。薄暗い中で灯るランプ。こじんまりとはしていますが、とても雰囲気がある浴室です。また、人があまり来ないので、独占できる確率が高いのも嬉しいですよね。

シャワーやシャンプー、ドライヤーなどは無し。純粋に温泉を楽しもう

お湯の質も、雰囲気も良いランプの宿青荷温泉ですが、設備はあくまで最低限。それぞれの温泉にはシャワーやシャンプー、リンスは置いてありません(ボディソープだけは置かれていました)。

髪を洗う場合は、シャンプーなどを持参するか、ボディーソープで洗うかの2択。シャワーの代わりにかけ湯のお湯を洗面器ですくって、使う必要があります。

そうそう、電気が通っていないので、ドライヤーはないですよ。持参してもコンセントがないので使えません。

多少の不便もこの宿の魅力の1つ!純粋に温泉や雰囲気を楽しむのがおススメです。


ランプの宿青荷温泉は電気も電波も無し!ランプの灯りで過ごす夜

ランプの灯りが揺らめくシンプルな部屋

ふるさと館@ランプの宿青荷温泉

今回私が泊まったのは、本館とは川を挟んだ向かいにあるふるさと館の一室。このように、客室は本館だけではなく、点在する離れにもあります。全部で32部屋、100名が泊まることができるそうです。

客室@ランプの宿青荷温泉

部屋は極めてシンプル。ちゃぶ台、座布団、ポット、急須、湯呑み、懐中電灯、鏡、金庫、浴衣…以上!

電気が通っていないため、テレビ、冷蔵庫は勿論、コンセントもありません。

また、携帯電話の電波も圏外。バッテリーの消費を防ぐため、電源を切るか、機内モードにしておくことをおススメします。

客室@ランプの宿青荷温泉

灯りはランプ1つのみ。

ですので、夜になると本も読めない程暗くなります。また、人によってはオイルの匂いが気になるかも。

何もない夜を贅沢に過ごすのがランプの宿の醍醐味!

♪テレビも無ェ!電気も無ェ!携帯電話も繋がらねェ!

そんな吉幾三の歌詞のような状況を、逆に楽しむのがランプの宿青荷温泉での過ごし方。

飽きるほど温泉に浸かるも良し、家族や恋人、友人と語らうも良し、早く寝て早朝の時間を楽しむのも良いでしょう。

談話スペース@ランプの宿青荷温泉

本館にある売店横には、このような談話スペースがあります。宿で出会った旅人と交流を深めることもできます。

夜@ランプの宿青荷温泉

星空を眺めるというのもおススメ。周囲に街がないため、星が驚くほどよく見えます。私は数分間夜空を見上げていただけなのですが、流れ星を見ることができました。


ランプの宿青荷温泉の食事

食事は本館にある大広間でいただきます。

ランプの下でいただく夕食

夕食@ランプの宿青荷温泉

夕食は、山の幸や津軽地方の郷土料理がズラリと並び、目移りしてしまう程!

オーナーがジョークを交えながら、メニューの説明をしてくれ、和やかな雰囲気。私は8月に訪れたのですが、イワナ、ワラビ、ヒラタケ、アカシアの花、津軽名物のいがめんちなどが出されました。どれも手が込んでいて美味しい!

なお、宿泊客全員がほぼ同じ時間に食事を摂るため、大広間の中はギッシリ!連休など混雑する日の場合、隣の客と肩が触れそうな程詰め込まれてしまいます。まるで部活の合宿のようで、この点は少し残念でした。

朝食はご飯が進む!玉子とじが絶品!

朝食@ランプの宿青荷温泉

朝食はシンプルながらも、ご飯のお供が充実。朝からもりもりと食べ、おかわりまでしてしまいました。

朝食@ランプの宿青荷温泉

朝食には青荷温泉の看板メニューである玉子とじが出ました。山菜やキノコが入った鍋に、溶き卵を投入!半熟のうちにいただきます。これがまた絶品なのです。

日帰り客向けのランチも充実!

ランチメニュー@ランプの宿青荷温泉

日帰り入浴客向けのランチメニューも充実しています。山菜や川魚を使った定食やそば、うどんなどなど。朝食に登場した玉子とじもあるので、興味がある方は是非!


ランプの宿青荷温泉へのアクセス

ランプの宿青荷温泉はとても魅力的な温泉旅館ですが、アクセスが大変!車でのアクセスバスでのアクセスを紹介しますが、山道の運転に慣れていない方は、バスで行くことをおススメします。

車でのアクセス

東北自動車道の黒石ICより国道102号線経由で約40分。

道の駅「虹の湖」の先から国道を逸れ、山道を約6km走ります。山道はやや狭く、途中から砂利道となるので要注意です。

駐車場@ランプの宿青荷温泉

宿の手前にこのような広めの駐車場があります。停まっている車を見る限り、車高が低くなければここまで辿りつくことはできそうですね。

駐車場からの道@ランプの宿青荷温泉

駐車場からは急な坂道を100m程下ります。大きな荷物を持っている方は、少し大変かもしれません。

路線バス・シャトルバスでのアクセス

黒石から路線バスとシャトルバスを乗り継いでアクセスすることも可能です。

【黒石~道の駅「虹の湖」】

黒石駅から弘南バス黒石~温川線」に乗り、「虹の湖公園」停留所まで約45分。


【道の駅「虹の湖」~青荷温泉】

道の駅「虹の湖」から青荷シャトルバスに乗車。

【参考】
ランプの宿青荷温泉ホームページ(トップ>アクセス)


冬季のアクセス

冬季(12/1~3/31)は青荷温泉までの山道が雪のため通行止となり、車で訪れることができません。

道の駅「虹の湖」でシャトルバス(雪上車)に乗り、青荷温泉へアクセスします。その場合、車は道の駅に駐車しておくことができるようです。

【参考】
ランプの宿青荷温泉ホームページ(トップ>アクセス)


各種情報

ランプの宿青荷温泉 : 宿の公式サイト
黒石観光協会 : せっかくなので、黒石も観光していきたい!

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|投稿:2018.11.10 | 最終更新:2018.11.10 |カテゴリ: 青森県

柳津風ソースカツ丼は玉子とソースの相性が抜群だった!(憩の館ほっとinやないづ@福島県柳津町)

カツ丼と言えば、丼物を代表する国民的人気メニュー。カツ丼と言ってもその種類は様々で、大きく分けて「玉子とじカツ丼」と「ソースカツ丼」の2種類に分けられます。

「カツ丼界の2大巨頭」であるこの2種類のカツ丼の「ハイブリッド」とも呼ぶべきご当地カツ丼が福島県に存在します。それが奥会津にある山間の町、柳津町で広まっている「柳津風ソースカツ丼」です。

2018年現在、柳津町内の約10店舗で提供されている「柳津風ソースカツ丼」。今回は道の駅「会津柳津」の隣にある「憩の館ほっとinやないづ」でいただく機会があったので、紹介したいと思います。


■目次

1.柳津風ソースカツ丼を食べてみた
2.会津地鶏ラーメンや赤べこカレーなど、他のメニューも魅力
3.「憩の館ほっとinやないづ」は買い物・足湯も楽しめる絶好の立ち寄りスポット
4.隣にある道の駅「会津柳津」にも立ち寄ろう。
5.「憩の館 ほっと inやないづ」へのアクセス


柳津風ソースカツ丼を食べてみた

柳津風ソースカツ丼

柳津風ソースカツ丼

こちらが柳津風ソースカツ丼。お値段は900円。味噌汁と漬物が付いてきます。

一見ただのソースカツ丼のように見えますが、ソースカツの下には半熟に焼かれた薄焼き玉子と刻みキャベツが!まさに「玉子とじカツ丼」と「ソースカツ丼」の良いとこどりをしたような感じ。新鮮だけど、どこか懐かしい味です。

肉は分厚く、尚且つ柔らかくて美味。ソースの味を下に敷かれた薄焼き玉子がマイルドにしてくれます。これは美味い!


会津地鶏ラーメンや赤べこカレーなど、他のメニューも魅力

メニュー@「憩の館ほっとinやないづ」

「憩の館ほっとinやないづ」は他のメニューも魅力的。会津地鶏を使った親子丼やラーメン、地元の工芸品である赤べこをモチーフにした赤べこカレーなどが目を引きます。柳津風ソースカツ丼とラーメンが付いてくる欲張りなセットもあるようです。

なお、柳津風ソースカツ丼の知名度が高まっているようで、多くの客がカツ丼か、カツ丼とラーメンのセットを注文していました。


「憩の館ほっとinやないづ」は買い物・足湯も楽しめる絶好の立ち寄りスポット

今回紹介した「憩の館ほっとinやないづ」は、食事処だけではなく、物産館足湯が併設されています。

物産館では、柳津町名物の「あわまんじゅう」の実演販売が行われており、行列ができるほどの人気でした。他にも柳津町や周辺町村のお土産が充実しています。

足湯@「憩の館ほっとinやないづ」

外には足湯。屋根が付いているので、雨の日でも足湯を楽しむことができます。

足湯には小石が敷き詰められており、足つぼを刺激してくれます。旅の疲れを足湯で癒していくのもおススメですよ。


隣にある道の駅「会津柳津」にも立ち寄ろう。

道の駅「会津柳津」

「憩の館ほっとinやないづ」の隣には道の駅「会津柳津」があります。

道の駅「会津柳津」

道の駅の入口では、赤べこが出迎えてくれます。赤べこと言えば、福島県会津地方の郷土玩具として有名ですが、ここ柳津町が赤べこ発祥の地だとされています。道の駅の内部にも赤べこがたくさん!赤べこの人形だけでなく、Tシャツ、靴下、帽子、キーホルダーなど、赤べこグッズの充実ぶりは半端ではありません。

赤べこマグネット

嫁は赤べこマグネットをお買い上げ。本物の赤べこと同様、首が動いて可愛いのです。


「憩の館 ほっと inやないづ」へのアクセス

車でのアクセス

「憩の館 ほっと inやないづ」は道の駅「会津柳津」のお隣。広々とした駐車場が完備されており、車やバイクでは訪れやすいと思います。福島県会津地方と新潟県魚沼地方を結ぶ国道252号線沿い。磐越自動車道の会津坂下ICからも約6kmと、ちょっとした寄り道をするのにも程良い距離ですね。

鉄道・バスでのアクセス

一方、公共交通機関で訪れるのは少し大変です。最寄りの会津柳津駅からは徒歩20分程度なのですが、会津柳津駅まで来るためのJR只見線が一日6往復と、かなり少なめ。

会津若松駅前から路線バスを乗り継いで柳津町を訪れることも可能。日中の本数は鉄道よりも多いですが、途中の会津坂下町で乗り継ぎが必要であること、日曜日が運休であることなどの不便な点もあります。



各種情報

食べログ : 店舗情報、口コミはこちらから。
やないづ観光Navi : 奥会津の玄関口、柳津町は魅力がたくさん

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|投稿:2018.10.29 | 最終更新:2018.10.29 |カテゴリ: 福島県

ビルのような巨岩が建ち並ぶ絶景!仏ヶ浦にはどうアクセスするのが良い?(青森県佐井村)

青森県屈指の秘境にして屈指の景勝地、仏ヶ浦

青森県下北半島。国内屈指の秘境として知られ、景勝地も数多く存在します。当ブログでは、以前尻屋崎を紹介しましたが、今回はそれに匹敵する素晴らしいスポットを紹介します。

下北半島の中でも特に秘境とされているエリア、西海岸に位置する仏ヶ浦です。

仏ヶ浦

仏ヶ浦に到着した旅行者がまず目にするのは、海岸にそそり立つ巨岩。見上げるほどの高さの岩がニョキニョキと筍のように生えており、度肝を抜かれます。

仏ヶ浦

至近距離から見ると、迫力満点!そんな岩の間をすり抜けていく通路が用意されているので、導かれるように先へと進みます。


仏ヶ浦

ビル程の高さの岩がドカドカと建ち並ぶ凄い場所に出ました。四方どちらを向いても見上げるほどの岩。自分が小人になったかのよう。

仏ヶ浦

まるで剣山のような岩もあり、自然の造形美に驚かされます。

仏ヶ浦

勿論海も驚くほど綺麗です。

仏ヶ浦の独特な造形は、長い間、岩が波による浸食を受けることにより形成されました。

周辺の地形が険しく、近づくことさえ困難であったことから、かつては地元民のみが知る場所だったそうです。1934年に青森県の天然記念物、1941年に国の名勝・天然記念物、1968年に下北半島国定公園に指定され徐々に全国的な知名度が高まりました。1991年に観光用の桟橋が設置され、航路でアクセスできるようになり、現在では下北半島を代表する観光地となっています。


仏ヶ浦へのアクセス

人を寄せ付けないような険しい地形に囲まれた仏ヶ浦。アクセス方法は以下の3つです。

①国道338号線沿線にある駐車場から遊歩道を下りる。
公共交通機関無し。駐車場からの遊歩道はややハード。

②佐井港から観光船を利用する。
港までは青森から船で一本。バスでもアクセス可。

③国道338号線沿いの展望台から遠望する。
公共交通機関無し。近くからは見られないけれど、一番お手軽。

詳しくは、それぞれの項目でお伝えします。


①国道338号線沿線にある駐車場から遊歩道を下りる。

遊歩道の入口となる仏ヶ浦駐車場へは、「海峡ライン」の愛称を持つ国道338号線を通ってアクセスします。国道は険しい地形に沿うようにグネグネと曲がりくねった道であるため、思いの外時間がかかります。仏ヶ浦観光にも時間がかかるので、時間に余裕を持った計画を立てるようにしましょう。


仏ヶ浦駐車場への分岐点はこちら。国道から別れ、やや細い道を下っていくとすぐに駐車場が現れます。

仏ヶ浦駐車場

険しい山の中にある割には駐車場は比較的広め。30~40台程度停められそうな広さです。

この駐車場から遊歩道がスタートします。トイレはこの駐車場と海岸の2ヶ所のみで、遊歩道の途中にはありません。また、自動販売機や売店の類は存在しないため、あらかじめ飲料水を持ってくることをおススメします。帰りの登りは結構キツイです。

仏ヶ浦への遊歩道

駐車場から仏ヶ浦まで、標高差約100mを下っていきます。

序盤は緩やかな坂ですが、途中から崖を転げ落ちるような急な階段が現れます。終わりの見えない階段をひたすら下ります。当然、帰りはしんどいです。足腰が弱い方は、このルートは避けた方が良いと思います。

ただし、道の急さとは裏腹に、遊歩道の整備状況は良好。危険な箇所は無いため、足腰さえ丈夫で、歩きやすい靴を履いていれば、誰でも仏ヶ浦へ行くことができます。

仏ヶ浦

15分程度歩けば、仏ヶ浦に到着します。帰り道はもう少し時間がかかるでしょう。

仏ヶ浦で1時間近く観光することを考えると、往復を含めて1時間半程度の時間を確保しておいた方が良さそうですね。


②佐井港から観光船を利用する。

仏ヶ浦へは、観光船で行くこともできます。観光船が発着しているのは、仏ヶ浦の約15km北、佐井村中心部にある津軽海峡文化館アルサスから。ここまでは公共交通機関で来ることができます。

バスの場合はJR大湊線下北駅から下北交通佐井線に乗り、最寄りの「佐井」バス停まで約2時間15分の長旅。1日6~8往復と本数が限られているので、ご利用は計画的に(詳細は下北交通公式サイトを参照)。

青森市から船で直行することもできます。高速船シィラインは青森市と下北半島の脇野沢や佐井を結ぶ航路。陸奥湾を縦断する形でショートカットするので、湾曲する半島に沿って大回りする道路よりも短時間で佐井に行くことができます。しかも、観光船が発着する津軽海峡文化館アルサスが終点なので非常に便利。ただし、本数が1日2往復と僅少(詳細はシィライン公式サイトを参照)。

車やバイクの場合は、道路状況を考えると下北半島北岸を通る国道279号線大間町を目指し、そこから国道338号線佐井村まで南下するのがおススメ。アルサス前には無料駐車場が100台分用意されています。


仏ヶ浦の観光船

アルサスと仏ヶ浦を結ぶ観光船は、仏ヶ浦海上観光佐井定期観光の2社が運航しています。どちらも同じ料金(往復2,400円)で、船の大きさもあまり変わらないので、どちらを利用しても良いと思います。

私は佐井定期観光の観光船「サイライト」を利用しました。

仏ヶ浦の観光船

船内はこんな感じ。GWの日中の便に乗ったため、年配客を中心に比較的混雑していました(写真は出航前なので、閑散としています)。繁忙期に乗る場合は、事前に予約しておくのが無難でしょう。

仏ヶ浦の観光船

佐井から仏ヶ浦までは約30分。陸路では近づくことができない険しい海岸線に沿って南下します。

海上から仏ヶ浦を望む

到着直前、海上から仏ヶ浦の全容を眺めることができます。仏ヶ浦の全体を俯瞰できるのは、遮るものがない海上からのみ。船を利用した人の特権と言えるでしょう。

仏ヶ浦に到着

観光船は仏ヶ浦に設置された桟橋に到着します。船を降りると、目の前に広がる仏ヶ浦の巨岩地帯!ほとんど歩かずにこの絶景を味わえることが、船で行くことの大きなメリットと言えるでしょう。

また、上陸した後は基本的には自由行動ですが、15分間の無料ガイドも行っているそう。仏ヶ浦について詳しい話を聞きたい方には嬉しいサービスですね。

乗ってきた船は30分で折り返します。仏ヶ浦での滞在時間が30分というのは、少々忙しいです。仏ヶ浦を隈なく周るとなると、駆け足での散策になってしまうでしょう。

また、海の状況が悪いと運休となったり、仏ヶ浦に着岸することができず、海上遊覧のみとなってしまうこともあるとか…。こればかりは運ですね。


③国道338号線沿いの展望台から遠望する。

最後に、一番お手軽な方法を紹介します。

仏ヶ浦駐車帯

①で訪れた仏ヶ浦駐車場から車で5分程北上したところに、仏ヶ浦展望台があります。10台程が停めることができる駐車場と公衆トイレも完備。駐車場はやや狭いですが、長居する客はいないので、停めるのに苦労することはないと思います。

仏ヶ浦展望台

展望台は標高約200m。かなり高い場所から仏ヶ浦を望むことができます。さらに仏ヶ浦の南にある人跡未踏の海岸も!

これはこれで絶景ですが、やはり近くから見るのが一番ですねぇ。ここからの景色だけを見て帰るのは、かなり勿体ないと思います。


まとめ

いかがでしたか。仏ヶ浦へのアクセス方法は、ご自身の旅のスタイルや体力、天候等に合わせて選んでいただければと思います。

車やバイクで旅をしている方、人並みに体力がある方、ゆっくりと仏ヶ浦を堪能したい方は遊歩道でアクセスするのがおススメ。時間を気にせずに、心行くまで仏ヶ浦を楽しむことができるのが良いですね。お金もかからないですし。帰り道の登りが辛いことを除けば、良いことづくめですね。

公共交通機関で旅をしている方、体力に自信のない方は観光船を利用するのが良いでしょう。船でのアクセスは、海上から仏ヶ浦を見ることができることも魅力。船の時間に合わせて動くため、旅の自由度が下がってしまうこと、波の状況によっては仏ヶ浦に到着できない恐れがあることがネックでしょうか。

3番目の選択肢、仏ヶ浦展望台からの景色だけ見て帰るのは、勿体ないのでおススメできません。忙しい時、天候が悪い時くらいでしょうか。勿論近くから見たうえで、遠望もしたいという方にはおススメです。


各種情報

下北ナビ : 下北半島を旅するなら必見!
仏ヶ浦海上観光 : 仏ヶ浦への観光船を運航。
佐井定期観光 : 仏ヶ浦の観光船を運航。

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|投稿:2018.10.05 | 最終更新:2018.10.06 |カテゴリ: 青森県

日本一低い山、大潟富士で楽しい登山を!(秋田県大潟村)

富士山の1000分の1のスケール!日本一低い山、大潟富士

めっきり秋の気配を感じるようになった今日この頃、脅威的な猛暑も影を潜め、登山ハイキングに最適なシーズンがやってきました。しかし山には事故が付き物。二の足を踏んでいる方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は、誰もが気軽にかつ安全に登ることができる山を紹介します。場所は秋田県。干拓地として有名な八郎潟にある大潟村です。


大潟富士

こちらが今回紹介する大潟富士の全容です!

周りの地面からの高さは富士山の1000分の13.776m(3m77cm6mm)!また、大潟富士の山頂の海抜は0m(干拓地である大潟村の土地は海面より低い部分が多いため)!

写真の標柱にも書かれていますが、「日本一低い山」としてアピールされています。ただし、人工の山であるため、公式には山とは認められておらず、知名度もそこまで高くない知る人ぞ知る存在になっているのです。その辺りがマニア心をくすぐりますよね。

大潟富士

山頂までは、駐車場から徒歩20秒程度。健脚な人であれば10秒程度で登ることができます。

2ヶ所に山頂へと続く階段が設けられており、登山初心者でも安心して登ることができます。階段を踏み外すことによる滑落や転倒には十分に注意しましょう。


大潟富士

登頂!

山の全容をフレームインさせての記念撮影も可能です。


大潟富士

山頂からは、広大な田園地帯を望むことができます。

1964年、大規模農業の導入を目的に、当時日本の湖沼で第二位の面積を誇った八郎潟を干拓して、大潟村が誕生しました。整備された農地は、神奈川県川崎市や大阪府堺市の面積をも凌ぐ広大さ。ご覧の通り、日本離れした風景が広がっているのです。

豊かな農地が広がっているように見えますが、過去には減反政策により村が翻弄され、離農が相次いだという暗い歴史があります。


春は桜と菜の花、夏はひまわり。菜の花ロードもオススメ!

大潟富士の前を通る秋田県道298号線。干拓地を一直線に貫く快走路ですが、まっすぐということ以外にも見どころがあります。

菜の花ロード@大潟村

春には桜と菜の花が道の脇を彩ります。その距離なんと11km!!色鮮やかな花たちを見ながらのドライブはとても気持ちが良いものです。この道は「菜の花ロード」と呼ばれ、ドライバーやライダーの人気を集めています。

花の盛りがちょうどGWと重なるため、最盛期には多くの観光客が訪れ、カメラを向けています。

ひまわりロード@大潟村

「菜の花ロード」は夏には「ひまわりロード」へと変化を遂げます。

2013年から同じ場所にひまわりが植えられるようになり、春だけでなく夏も花を楽しめるようになりました。これもまた圧巻なので、是非とも2シーズン走ってみたい道ですね。


大潟富士へのアクセス

大潟富士へ向かう公共交通機関は皆無です。大潟村が「大潟村マイタウンバス」を走らせており、大潟富士の前も通るのですが、残念ながらバス停が無く、下車することはできません。バス停のある大潟村中心部からは1時間以上歩くことになり、あまり現実的な交通手段とは言えないでしょう。

以上のことから、大潟富士へは自動車で訪れる必要があります。先述した「菜の花ロード」を通るため、道中も楽しむことができますよ。車が用意できない方は、JRの八郎潟駅からタクシーを利用することになります。


各種情報

大潟村 : 圧倒的な広大さが大潟村の観光資源!

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|投稿:2018.09.18 | 最終更新:2018.09.18 |カテゴリ: 秋田県

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬 宿泊記(北海道礼文町)

驚くべきロケーション!崖の下に建つ宿、「民宿スコトン岬」

北海道の北の端の端にある礼文島2018年の7月、人生で2回目の礼文島へ行ってまいりました。以前訪れた際に非常に気になる宿があったため、今回満を持して泊まってみることにしました。

どう気になるのかというと、とにかくロケーションが凄まじいのです!

スコトン岬

礼文島の最北端にあるスコトン岬(紹介記事はコチラ)。最果て感と旅情に溢れる、岬らしい岬です。観光バスもひっきりなしにやってくる、礼文島北部随一の観光地と言えるでしょう。

さて、右側の崖の下に茶色い屋根があることにお気づきでしょうか?

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

そう、スコトン岬の崖の下にあるこの建物こそ、私が以前から気になっており、今回紹介する「アザラシの見える宿 民宿スコトン岬」なのです。

崖の下の波打ち際という思い切ったロケーション。ここまで荒々しい場所に建つ宿は、なかなかないでしょう。


シンプルながら清潔感のある館内

ロケーションは荒々しいですが、館内は清潔感がありとても過ごしやすい空間。木目調のフローリングの廊下はピカピカに磨かれており、非常に清掃が行き届いているという印象。

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

館内には部屋が6室あり、今回利用したのは5~6人で泊まれる大部屋。家族5人で泊まりました(家族が思い思いに寛ぐ見苦しい写真で申し訳ありません…汗)。

客室は飾り気がなくシンプルな印象。部屋の雰囲気を重視する向きには少々物足りないかもしれませんが、必要最低限のものは揃っています。窓からは日本海を望むことができ、朝には日の出を見ることもできます。

民宿なので、風呂、トイレは共同です。


ウニ!昆布!ホッケ!夕食は礼文島の食材に舌鼓

この宿の魅力はロケーションだけではありません。食事もまた絶品なのです。

夕食は地元礼文島で採れた魚介類を中心としたもの。

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

先付けは「数の子松前漬け」と「もずく酢」。御造りは「ホッケ」、「ボタンエビ」、「サクラマス」。

ホッケは勿論礼文島産。ホッケの刺身は初めて食べましたが、脂が乗っていて、クセがなく美味しい!

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

鍋物として「ウニすき焼き」!

卵の代わりにウニを使った贅沢すぎる一品!「すき焼きにウニ!?合うのかぁ?」と思いながら食べてみると、意外や意外!ウニの濃厚なまろやかさが醤油味の割下にベストマッチ!

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

煮物は「礼文島産 柳の舞の煮つけ」。「柳の舞」とはメバルの一種で、北海道や東北で水揚げされているようです。柔らかく煮込まれた身は、味がよく染みていて美味しい。添えられた昆布は礼文産でしょうかね。

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

礼文茶碗蒸し ~昆布だし いくら添え~」。

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

ウニ3種盛り」。さすがは礼文島。惜しみなくウニが登場しますね。生ウニ焼きウニウニの一夜漬けの3種盛り。個人的には味が濃厚な一夜漬けが好みでした。お酒が進む味です。

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

フライも3種。「ホッケ」、「カキ」、「ホタテ」。こちらもジューシーで美味いですなー。

他にも礼文の昆布だしで炊いたご飯昆布だしのすまし汁など、まさに「礼文フルコース」といった内容でした。

飲み物もまた地産地消にこだわっています。昆布エキスが入ったビール昆布焼酎昆布梅酒など昆布づくし!日本酒好きには、北海道の地酒のみ比べセットがおススメです。

ご飯もお酒も進む美味しい食事でした。


日本海を望む風呂、ウッドデッキ

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

風呂は宿の建物の隣にある小屋の中にあるため、一度サンダルに履き替えて向かう必要があります。小屋は海に面しており、風呂に入りながらのオーシャンビューを楽しむことが可能です。

場所柄、温泉は湧いていないため、沸かし湯なのが残念ですが、このロケーションはたまらないですね。湯船はコンパクトで洗い場は2ヶ所。家族風呂のような感じで、別の団体が使っている間は待つことになります。


アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

宿と風呂の間にはウッドデッキがあり、海を眺めながら涼むことができます。今回は残念ながら見ることは叶いませんでしたが、運が良ければアザラシを見ることもできるようです。


朝日@アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

そして、ウッドデッキから見る美しいご来光!

早朝に起きたら、着の身着のままで、水平線から昇る朝日を拝むことが出来るのです。朝日を見たら、部屋に戻って二度寝するのも良し、誰もいないスコトン岬で朝の散歩をするのも良し。いずれにしてもとても贅沢な時間を過ごすことが出来るのです。


昆布の存在感が光る健康的な朝食

アザラシの見える宿 民宿スコトン岬

朝は焼き鮭を中心とした、健康的で日本的な食事。オーソドックスな朝食に見えますが、さりげなく昆布が入っていますね。

右側の小皿はサーモン昆布重ね巻。スコトン岬の売店でも取り扱っており、ご飯にもお酒にも合う人気商品です。朝食で食べてみて気に入れば、帰りに売店で買うのも良いと思います。


民宿スコトン岬へのアクセス

民宿スコトン岬はひたすら遠いです。

礼文島の路線バス

礼文島唯一の玄関口である香深港からスコトン行きの路線バスに乗り、終点まで約1時間。路線バスで1時間と聞くと尻込みしてしまいそうですが、美しい海や丘、利尻富士、昆布漁の風景が車窓に広がるので、退屈することはありません。なお、筆者はバスの中からアザラシを見ることができました。

宿への足としては、香深港から送迎車を利用するという手もあります。ただし、好きな時間に迎えに来てくれるわけではありません。路線バスよりも本数が少なく、やや利用しにくいのが難点ですが、料金は無料で、さらにバスよりも乗車時間が短い点がメリットと言えるでしょう。送迎車を利用する場合は、事前に宿に連絡をして、時刻を確認しておきましょう。



いずれにしても、遠く辺鄙な場所にあるのが、「アザラシの見える宿 民宿スコトン岬」なのです。この日本の最果ての宿に泊まるからには、是非ともこの「不便さ」も楽しんで欲しいと思います。


各種情報

レブニーズ : 民宿スコトン岬の他、お土産屋も経営。
礼文島観光協会 : 今、人気急騰中の礼文島を知るならこちらから。

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|投稿:2018.08.24 | 最終更新:2018.08.25 |カテゴリ: 北海道

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