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悪路の先に待つ絶景!「天空の池」への行き方(長野県大鹿村)

標高2000メートル!高原にある絶景ポイント、「天空の池」

天空の城」こと竹田城(紹介記事はコチラ)、岐阜県にある「天空の茶畑」など、全国で話題になっている「天空の○○」。「日本の屋根」と呼ばれる我が地元、長野県にも何かないかと探していたところ、ありました!

天空の池

その名も「天空の池」!

場所は南アルプスの山々に抱かれた秘境、大鹿村。標高2000メートルを超える黒川牧場の中にあります。

晴れた日を狙って訪れてみました。


悪路に注意!「天空の池」への行き方

「天空の池」へ行くのは大変ですが、大鹿村へのアクセスもまたハードです。中央道の松川ICから県道経由で向かうのが一般的ですが、一部狭くて曲がりくねった区間があるうえ、大型の工事車両の通行が多いので注意が必要です。大鹿村を南北に縦断する国道152号線は、すれ違いが困難な狭路が続くため、お薦めできません。

…と言っても、「天空の池」までの道は、国道152号線が可愛く思えるほどの悪路なんですけどね。

天空の池への入口

「天空の池」への入口は国道152号線の大鹿中学校の北にある丁字路。「大池高原」、「青いケシ」という看板が目印です。なお、この道を進むといくつか分岐点があるのですが、その都度「大池高原」、「青いケシ」という看板が登場するので、それに従って進みましょう。

「大池高原」、「青いケシ」を過ぎれば一本道です。

黒川牧場への林道

「天空の池」がある黒川牧場までは、細い林道がウネウネと曲がりくねりながら延びています。場所によってはすれ違いが出来ない箇所もあり、気を緩めることができません。

しかし、この辺りは舗装されているだけまだマシです!


黒川牧場の入口

国道から約30分。黒川牧場の入口に到着しました。右斜めへ登っていく白い道が、「天空の池」へと続く農道です。

ここまでの運転で既にいっぱいいっぱいの方、四輪駆動車でない車にお乗りの方、車高か低い車にお乗りの方、愛車を傷つけたくない方は、この先に進まないことをおすすめします。少し大変ですが、ここに車を停めて歩いていきましょう(その場合、クマへの対策も必要です)。約2kmの道のりです。

天空の池への砂利道

黒川牧場に入ってからは砂利道となり、厳しい道が続きます。

天空の池への砂利道

ご覧のように、沢が道を横切っているダイナミックな場所が二ヶ所あり、神経を使います。

牧場入口から「天空の池」までの道を箇条書きでまとめると…。

  • 空転してしまいそうな程の深い砂利。
  • 沢が道を横切っている所が二ヶ所。
  • ギアをローに入れてギリギリ登れる程の勾配。
  • 道幅は車幅ギリギリ。
  • すれ違いができる場所はほんの僅か。
  • 踏んだらパンクしそうな尖った石が所々転がっている。
  • 路面が凹凸しており、一回底を擦ってしまった。

私はマニュアルの四輪駆動車(インプレッサ)で訪れたのですが、一度止まったら坂道発進することができなくなるのではと感じる程の勾配でした。幸いにも他の車とすれ違うことはありませんでしたが、前から車が来ていたら、発狂していたでしょう。

恐らく私がこの道を運転することは二度とないと思います。次回、「天空の池」に行くとすれば、牧場入口から徒歩で向かうでしょう。それほどまでに覚悟が必要な道なのです。

なお、帰り道にバイクの方とすれ違いましたが、ライダーは顔面蒼白でした。私はバイク乗りではないので分からないですが、バイクは転倒の恐れがあるのでしょう。バイクで訪れる場合も大変なんだと思います。


天空の池の駐車場

牧場の入口から約10分。ようやく「天空の池」の駐車場に到着しました。

駐車場は5台が停められる小さなもの。「天空の池」の畔にも2台ほど停められそうです。停めてある車を見れば分かるように、左端の私の車以外はオフロード車ですね。この後、普通車で来た方もいましたが、基本的にはオフロード車でないと厳しい道のりだと思います。


愛車との撮影も楽しい!「天空の池」を堪能しよう

せっかく苦労してたどり着いた「天空の池」。心行くまま堪能しましょう。

天空の池

天空の池

池の周りを歩き回るも良し、色々な角度から撮影するも良し、畔で昼寝をするのも良いでしょう。

標高2000メートル。伊那谷の街を遥か眼下に見下ろす様は、まさに「天空の池」の名に相応しい光景。ほぼ同じ目の高さに中央アルプスも望むことができます。また、これだけの高さにあるため、とても涼しいです。麓との標高差は1500メートルほどあるので、下界よりも10度近く気温が低いことになります。避暑にも最適ですね。

池自体も青空を写していて、非常に綺麗です。



「天空の池」での定番となっているのが、愛車の撮影。自身の自動車、バイクを池の畔に停めて撮影する方が多いようです。私も、この激しい道を頑張って登ってきてくれたインプレッサを労わりながら撮影。

天空の池

天空の池

天空の池 


もう二度と愛車で来ることはないと思うので、場所を変え、角度を変え、何枚も撮影します。写真の腕が未熟でも、景色が素晴らしいのでそれなりに絵になりますなー。


実際に行かれる場合は、事前に道路状況の確認を!

「天空の池」への行き方等を紹介してきましたが、これは2018年の8月下旬の状況です。大鹿村は地形が険しいうえに、土砂崩れなどの災害も多く、道路が通行止になることもしばしば。出かける前に大鹿村のホームページで道路状況をチェックしておきましょう。


各種情報

大鹿村のホームページ : 道路状況はこちらからチェック。
大鹿村観光協会 : 大鹿村は絶景スポットだらけ!

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| 長野県 | 23:49 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

夏限定の人気スイーツ、水信玄餅を並ばずに食べる!(金精軒韮崎店@山梨県韮崎市)

夏季限定のスイーツ、金精軒の水信玄餅

桔梗屋と並び、信玄餅で名を馳せる山梨県の和菓子屋、金精軒。山梨県北部の北杜市を本拠地とし、信玄餅大吟醸粕てらなど人気の和菓子を売り出していますが、近年発売したスイーツが爆発的な人気を誇っています。

水信玄餅

それがこちら、水信玄餅です。6月から9月までの土日限定で売り出されている和菓子です。

「信玄餅」という名前が付いていますが、餅ではなく水菓子。「南アルプスの天然水」の取水地として知られる北杜市白州(旧白州村)で汲み上げた水を寒天で固めただけというシンプルなお菓子です。そこに信玄餅と同じように黒蜜ときな粉がかかっているのです。

非常に柔らかいチャプチャプとした食感がウリであるため、日持ちしない上に、運搬すると崩れてしまいます。そのため、食べるためには期間中に山梨県内にある金精軒の店舗に行く必要があるのです。しかも大量生産することが難しいため、品切れになってしまうこともしばしば。

このようにハードルが高い水信玄餅ですが、現地に行ってまで食べる価値があると思います。猛暑が続くこの夏、是非おススメしたい一品です。


北杜市にある金精軒台ケ原本店は行列必至!

金精軒の本店は山梨県北杜市にあります。

金精軒台ケ原本店

9月上旬の11時頃に訪問したのですが、ご覧のように大行列!水信玄餅に有りつけるまで30分程並びました。何とか食べることはできましたが、もう少し到着が遅れていたら、品切れになっていたかもしれません。


混雑を避けたい方は金精軒韮崎店がおススメ!

「出来れば暑い中待ちたくない」という方には金精軒韮崎店をおススメします。店があるのは北杜市のお隣の韮崎市。中央自動車道の韮崎ICまたは須玉ICから程近い場所にあります。

金精軒韮崎店

金精軒韮崎店

2017年の7月末の11時頃に訪問したのですが、ほとんど待たずに食べることができました。店舗で購入し、隣接した仮設テントでいただきました。

なお、韮崎店はリニューアル工事のため2018年9月末までは仮設店舗で営業しているようです(上の写真は旧店舗時代のものです)。仮設店舗は場所がやや異なるようなので、公式ホームページにて確認をしてから訪問することをおススメします。

水信玄餅

冷たい緑茶とともにいただく水信玄餅。まずはそのまま何も付けずに食べ、喉ごしを楽しみます。次は黒蜜ときな粉をまぶし…。

美味い!本体部分は水の味しかしないのですが、この食感と喉ごしだけで何個も食べられそうな勢い。そこに黒蜜ときな粉という黄金コンビが加われば、美味くないわけがありません。

一気に食べてしまうのは名残惜しいので、チビチビといただきました。


記録的な猛暑が続いている今日この頃ですが、山梨まで足を伸ばして、ささやかな“涼”を味わうのも良いですね。水信玄餅で体の中から涼を感じた後は、清里など近隣の高原に行くのもおススメです。

各種情報

金精軒 :最新情報はこちらからチェック。 
ほくとナビ : 北杜市の高原まで足を伸ばすのも一興。

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| 山梨県 | 00:51 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

日本一の落差を誇る巨瀑、称名滝(富山県立山町)

落差日本一!大迫力の滝、称名滝

称名滝(しょうみょうだき)。場所は立山黒部アルペンルートの玄関口として有名な富山県立山町。日本一の落差を誇る滝として、滝好きのみならず多くの観光客を魅了しています。

称名滝

こちらが称名滝。スケールが大きすぎて写真ではなかなか伝わりにくいですが、手前に写っている人と比べるとその大きさがお分かりいただけると思います。

落差は350メートル。東京タワーよりも高い所から水が落ちていることになります。周囲を取り囲む断崖絶壁も500メートル超。観瀑台に立ってみると、滝が引き起こす風と共に水飛沫が吹き付け、その迫力にただただ圧倒されるばかり…。

称名滝

下から見ると分かりにくいのですが、称名滝は4段に分かれています。一番下の4段目だけでも落差126メートルという規格外の高さ!

称名滝

凄まじい量の水と突風に支配される滝壺。直径は60メートル。滝壺までの道はなく、河原も巨大な落石に阻まれ近づくことはできません。


称名滝

称名滝 

遥か上には一段目(70メートル)、二段目(58メートル)、三段目(96メートル)が控えていますが、技術を持ったクライマーのみが近づくことができる未知の世界。天候に恵まれないと、姿すら拝めないこともあるようです。


季節限定で出現するハンノキ滝も必見!

称名滝の隣には雪解け期や多雨期限定で出現する滝があります。それがハンノキ滝です。

称名滝

こちらは10月初旬の称名滝。称名滝の右側に細く長く落ちているのがハンノキ滝。称名滝よりも一回り高く、落差はなんと500メートル!称名滝の落差を大きく超えていますが、年中流れていないため、正式に滝とは認められていません。

記録には残らなくとも、称名滝とハンノキ滝が描くこのV字は何事にも代えがたい絶景だと思います。

称名滝

こちらは5月中旬の写真。雪解け水によりハンノキ滝の水量が増し、大迫力の光景となっています。雪解け期は谷底に大規模な雪渓が残っており、これもまた見ごたえがあると思いますよ。


称名滝へのアクセス

自動車の場合は北陸自動車道立山ICから県道経由でアクセスすることになります。称名滝の駐車場まで2車線幅の道路が整備されており、容易に訪れることができます。

公共交通機関での訪問も比較的便利。最寄り駅の立山駅までは、富山駅から富山地鉄で1時間前後。毎時1~2本のペースで運行されています。立山駅からは称名滝探勝バスが運行されており、駅から15分の道のり。こちらも概ね毎時1本程度。秘境の割にはアクセスは良好です。

なお、どちらの場合も冬期(11月中旬~4月下旬)は道路が閉鎖されるため、訪問は不可能です。訪れる場合には、道路が開通しているかどうか確認が必要です。


称名滝への道

駐車場からは写真のような整備された道(歩行者専用)を20~30分程度歩く必要があります。しっかりと舗装された道ですが、登り坂が続くので、歩きやすい靴で訪れるのが無難です。また、観瀑台周辺の階段は水飛沫で濡れていることもあり、滑りやすいので注意しましょう。


各種情報

立山町の観光情報 : 魅力溢れる立山町。他にも足を延ばしてみては?
立山黒部アルペンルート : 立山と言えば、アルペンルート!


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| 富山県 | 22:14 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

清津峡にフォトジェニックなアートが出現!(新潟県十日町市)

トンネルの中から覗く渓谷美、清津峡渓谷トンネルがリニューアル!

清津峡渓谷トンネル

突然ですが、ここはどこでしょう。

トンネルの外に広がる青空と断崖絶壁。その景色はそのままトンネルの床や壁にも写り込み、摩訶不思議な空間となっています。まさにトンネルの中に出現したウユニ塩湖

そんなフォトジェニックな空間が2018年4月に新潟県に誕生しました。場所は新潟県十日町市日本三大峡谷の1つにも数えられる清津峡です。


清津峡渓谷トンネル

今回紹介する清津峡の観光はここ、清津峡渓谷トンネルから始まります。

清津峡は信濃川の支流である清津川の途中にある峡谷で、十日町市から湯沢町にかけて約12kmも険しい峡谷が続きます。富山県の黒部峡谷、三重県の大杉谷と並んで日本三大峡谷に数えられています。

清津峡渓谷トンネル

こちらのトンネルは、険しい崖が連なり、落石の危険がある清津峡を安全に観光するために1996年に開通した観光用のトンネルです。川に沿う形で崖の内部に掘られており、所々に展望用の窓があります。茨城県の袋田の滝紹介記事)と似たような構造ですね。

どうやらこのトンネルが2018年4月にリニューアルしたようです。入口で入坑料600円(小中学生は300円)を払い、いざ!


清津峡渓谷トンネル

トンネルを通り見晴所を目指します。冒険気分が高まりますね。

道自体は緩い傾斜にはなっているものの、しっかりと舗装されており、非常に歩きやすいです。さらには途中に休憩用のベンチも設置されており、老若男女が楽しめるような配慮がなされています。

清津峡渓谷トンネル

こちらがトンネル内にある見晴所。このような見晴所がトンネル内に4ヶ所あり、清津峡の様々な表情を観ることができます。

清津峡

見事な柱状節理と渦を巻きながら流れる清津川。見晴所から見渡す限り、人を寄せ付けないような険しい地形が広がっていました。


トンネル内にウユニ塩湖!?トンネルの終着点に絶景が待っていた!

3ヶ所の見晴所を堪能し、いよいよ終着点にあるパノラマステーションへ。

清津峡渓谷トンネル

そこには終着点に相応しい絶景が待っていました。

清津峡渓谷トンネル

トンネルの床には薄く水が張られ、天井や側壁は全てステンレス版で覆われています。トンネルの外の景色がそれらに写り込み、不思議な空間に迷い込んだような感覚。

ここ十日町市を含んだ新潟県の妻有地域では3年に1度大規模な芸術祭が行われており、2018年は開催年なのです。7月の開催に間に合わせる形で清津峡渓谷トンネルの内部にもこのようなアートが作られたのだそうです。なお、ここに張られている水は渓谷から汲み上げた沢水なのだとか。

こちらのパノラマステーション、芸術作品としてだけではなく、ちゃんと見晴所としても機能しています。水が張られていないトンネルの端を通って見晴所へ。

清津峡

この辺りはちょうど川が蛇行しているため、他の見晴所では横からしか見ることができなかった清津峡を正面から眺めることができます。

両側から迫る柱状節理の断崖の迫力。そんな中を流れる川の美しいこと!ここから眺める景色はリニューアル前とそう変わらないでしょう。

大自然と人間の手によるアートの融合を存分に楽しむことができました。


清津峡へのアクセス

清津峡へのアクセスは関越自動車道塩沢石打インターチェンジが便利。高速道路を下りてから20分程度の道のりです。

清津峡の駐車場

駐車場は全部で約150台分が用意されています。この日は午前中に訪れましたが、一番近い第1駐車場は満車になっていました。芸術祭の時期が近づくにつれ、さらなる混雑が予想されますので、早めの到着を目指すのがおススメです。客が増えるとアートの水面が波立ってしまう恐れがあるので、尚更ですね。

上越新幹線越後湯沢駅からバスで訪れることもできますが、本数が少ない上に、最寄りの「清津峡入口」というバス停から30分程度歩く必要があります。バスで訪れる方は事前にしっかりと計画を立てておきましょう。


各種情報

清津峡 : 公式HP。最新情報を得るならこちらから。
越後妻有 大地の芸術祭の里 : アート巡りに興味がある方は要チェック!

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| 新潟県 | 23:34 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

小坂の三ツ滝コースで名瀑と渓谷美を楽しもう!(岐阜県下呂市)

■目次

滝の町、小坂で最も人気の三ツ滝コースを歩こう!
三段の滝と美しい滝壺が魅力!ハイキングコースの入口にある「三ツ滝」
溶岩台地の上を歩く際にはクマに注意!
岩と水が織り成す芸術作品、「あかがねとよ」と「からたに滝」
各種情報

滝の町、小坂で最も人気の三ツ滝コースを歩こう!

岐阜県下呂市小坂(旧小坂町)は町内に滝が200箇所以上あり、「滝の町」として知られています。町内に点在する滝を巡るためのコースがいくつも設定されており、「小坂の滝めぐり」としてPRされています。

コースと言っても、遊歩道を歩く初心者向けコースから、時には谷を遡ったりすることもあり、ガイドが必要な上級者向けコースまでレベルは様々。今回はその中でも初心者向けで、最も人気の高い三ツ滝コースを紹介します。

三ツ滝コースでは三ツ滝あかがねとよからたに滝と3つの滝を観ることができます。


がんだて公園駐車場

三ツ滝コースの出発地点はがんだて公園の駐車場。広々とした駐車場で、時折観光バスも訪れます。食事処、売店も併設されています。また、コースの途中にはトイレはないため出発前に済ませておきましょう。

巌立

駐車場からは公園の名前の由来ともなった絶壁、「巌立(がんだて)」を眺めることができます。「巌立」は約5万4千年前に噴火した御嶽山の溶岩流が冷えて固まって出来た断崖。高さ72メートル、幅120メートルの大岩壁は見る者を圧倒します。

三ツ滝コースの入口

三ツ滝コースの入口はがんだて公園の駐車場の隅にあります。こちらで環境維持協力金200円と引き換えにコースマップを受け取って出発しましょう。なお、こちらで最寄りの日帰り入浴施設「ひめしゃがの湯」の割引券もいただくことができました。


三ツ滝コース

濁河川の支流の椹谷に沿って、上流へと進んでいきます。遊歩道は「巌立峡」と呼ばれる美しい渓谷の縁に沿って取り付けられており、いきなりクライマックスといった印象。

新緑と水流に囲まれ、涼しさを感じることができます。


三段の滝と美しい滝壺が魅力!ハイキングコースの入口にある「三ツ滝」

三ツ滝

三ツ滝

歩き始めて10分程で第1の滝、三ツ滝に到着。その名のとおり3段に分かれた滝です。下流から見ると2段しか見えませんが、上流にもう1段隠れています。

遊歩道は滝を取り囲む崖の中腹を際どく越えていきます。そのため滝を至近距離から感じることができるのです。

三ツ滝

滝壺は驚くほど青く透き通っています。相当深いはずですが、底が見える程の透明度!

美しい滝、滝壺を横目に鉄製の階段を登って上流へ。


溶岩台地の上を歩く際にはクマに注意!

三ツ滝コース

三ツ滝を越えると分かれ道が現れます。

右へ進むと林道に突き当たり、ショートカットしてがんだて公園に戻ることが可能です。時間がない方、体力的に自信がない方はこちらへ進むことになります。

さらに滝を観たい方は直進しましょう。ここからは少し坂を登り、御嶽山の溶岩流が固まって形成された溶岩台地の上を目指します。


溶岩台地の道

先ほどの分岐点から10分程で溶岩台地の上に出ます。これまでアップダウンが激しい道が続きましたが、溶岩台地の上は驚く程平坦!

溶岩台地の道

緩やかな溶岩台地の上には豊かな森が広がっており、ツキノワグマの生息地にもなっています。所々に鉄と金槌が設置されているため、通行する際には必ず音を鳴らすようにしましょう。我々は気休め程度ではありますが、熊鈴を持参しました。

緩やかな溶岩台地上の道を足早に進みます。


間違えやすい分岐点

注意すべき分岐点が一箇所あります。緩やかな溶岩台地の道を足早に歩いていると気づかずに通り過ぎてしまいそうですが、ここは右折です。コースマップにも「分岐注意」という記載があり、さらには分岐点にも看板はありますが、意外と見落としやすいので注意しましょう。

この分岐点を過ぎると、どんびき平という湿原を経て林道に突き当たります。ここまでがんだて公園駐車場から約1時間。ここが折り返し地点です。


岩と水が織り成す芸術作品、「あかがねとよ」と「からたに滝」

林道をがんだて公園方面、つまり下流へ進んでいくとすぐに「あかがねとよ」と「からたに滝」への入口が現れます。階段を下っていくと、そこは谷底。河原に建てられた看板が左へ進むと「からたに滝」、右へ進むと「あかがねとよ」であることを主張しています。

あかがねとよ

あかがねとよ」。

迫り出した岩の陰、細くなった谷を流れ落ちる姿が印象的な「あかがねとよ」。規模は小さいものの、奥ゆかしい姿が美しい名瀑ですね。透き通る水を湛える滝壺もまた魅力的です。

風変わりな名前は「あかがね=銅」、「とよ=樋」、つまり「銅色の樋」という意味があるそうです。


「あかがねとよ」から河原を下流に進むと、すぐに「からたに滝」に到達します。


からたに滝

からたに滝」です。

先ほど観た「あかがねとよ」とは打って変わって豪快な滝!柱状節理の岩壁の間から大量の水が流れ落ちており、遠くからでもその迫力が伝わってきます。

からたに滝

近くまで寄ると、水飛沫を全身に感じることができます。1時間以上歩き、体が火照っていたので気持ち良いですね。



三ツ滝コース

「あかがねとよ」、「からたに滝」を堪能した後は、林道を歩いてがんだて公園駐車場に戻ります。歩きやすい道ですが、意外と交通量が多いので注意が必要です。

なお、先ほど立ち寄った「あかがねとよ」や「からたに滝」、さらに奥地にあり日本の滝100選にも選ばれている「根尾の滝」にはこの林道を通って自動車でアクセスすることができます。歩いていくよりも楽ではありますが、すれ違い不可能な場所がほとんどの険しく狭い道なので、運転に自信の無い方は入り込まない方が良いでしょう。


さて、往復約2時間半のこのハイキングコース。大人から子供までが楽しめる比較的易しいコースだと思うので、この夏訪れてみては如何でしょうか。


各種情報

小坂の滝めぐり : 小坂には魅惑の滝巡りコースがまだまだある!
巌立峡 ひめしゃがの湯 : ハイキングの後はやっぱり温泉!


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| 岐阜県 | 11:21 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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